そして、何も残らないそして、何も残らない
著者:森 晶麿
幻冬舎(2015-09-10)
販売元:Amazon.co.jp

真琴は高校の卒業式を終え、既に廃校となっている母校の平静中学校を訪ねた。朽ち果てた校舎に、彼女が所属していた軽音楽部のメンバーが集められたのだ。目的は中学三年のときに部を廃部に追い込んだ教師への復讐。だが、再会を祝して全員で乾杯した瞬間、ミニコンポから、その教師の声が響き渡った。「平静中学校卒業生諸君に死を」。一同が驚愕するなか、突然メンバーのひとりが身体を痙攣させ、息を引き取る。真琴は警察に連絡をしようとするも、携帯電話の電波が届かない。しかも学校を囲む川に架かる橋が何者かによって焼き落とされ、町に戻ることができない状態になっていた…。すべて伏線、衝撃のどんでん返し…。究極の「青春+恋愛」ミステリー。

うーん・・・うーん・・・。
「そして誰もいなくなった」がモチーフらしいですが…と言いつつ私は読んだことないんですけども^^;
話の流れはどうなるんだろうと気にはなったんですけど、主人公をはじめとしてどうも出てくる人みんなが好きになれなくて・・・なんとなく現実離れしてるし読み終わった後に何も残らない感じ(すみません!)
そもそもキーマンとなる内山という男。この人の雰囲気がまず現実離れしすぎているから乗れなかったのかも。今どきこんな人いるだろうか・・・
申し訳ないけど「究極の青春、恋愛ミステリ」ではなかったなぁ、ごめんなさい。

<幻冬舎 2015.9>H27.10.15読了