毒笑小説 (集英社文庫)毒笑小説 (集英社文庫)
著者:東野 圭吾
集英社(1999-02)
販売元:Amazon.co.jp

塾にお稽古に家庭教師にと、VIPなみに忙しい孫。何とかゆっくり会えないものかという祖父の訴えを聞いて、麻雀仲間の爺さんたちが“妙案”を思いつく…。前代未聞の誘拐事件を扱った「誘拐天国」をはじめ、毒のある可笑しさに満ちた傑作が1ダース!名作『怪笑小説』に引き続いて、ブラックなお笑いを極めた、会心の短篇集。「笑い」追求の同志、京極夏彦との特別対談つき。

職場の方が貸してくださり読みました。このシリーズ面白いですよね。読むのは多分3冊目です。出版社の裏側が特にリアルで面白かった記憶が。
この作品は出版界はなかったですが、どの作品も良かったですねー。
あらすじに書かれている「誘拐天国」も面白かったし「つぐない」は東野さんらしい理系な小説で、でも最後はちょっとほっこりする素敵な話でしたし「誘拐電話網」もシュールで面白かったです。
最後に東野さんと京極さんの対談も面白かったです。お二人とも若い!←

<集英社 1999.2>H27.10.9読了