
著者:白川密成
ミシマ社(2010-01-28)
販売元:Amazon.co.jp
仏教は「坊さん」だけが独占するには、あまりにもったいない。24歳、突然住職に。笑いあり、涙あり、不思議感溢れる坊さんワールド。
今年は高野山開創1200年ということで、仏教をテーマにした本をテレビで紹介していました。その中で気になったこの作品。映画化もされるらしいですね。
著者さんが突然住職になったのかとあらすじを読んでいて思ったのですがそうではなかったんですね。高校生の時から仏教というものに興味を持っていて、大学もその道に進んで準備をされていたんですね。
密成さんがとても個性的な方で読んでいて面白かったです。考えがとても哲学的で、生きる上で必要な言葉をたくさん教えていただいた気がします。そんな素晴らしい人だなと思わせるところもありつつ、考え方が人間的というか考えすぎじゃない?と思うところがあったり密成さんという人が好きになりました。
お遍路はしてみたいと思っているのですが、やはり時間的な部分で出来ないでいます。
日本で仏教と聞くとお葬式のイメージしかないのですが、それだけではない奥深さがありました。当たり前なんですけどね^^;
日本人だし、日本に住んでいるんだから、仏教の事をもっとちゃんと知らないといけないなと思わせてくれた作品でした。
あ、余談ですが漫画で坊主DAYSという本があります。こちらもおすすめです^^
<ミシマ社 2010.1>H27.8.26読了