
著者:赤川 次郎
光文社(2015-05-20)
販売元:Amazon.co.jp
晴美の友人が所属する“劇団Z”の舞台を見に来た片山刑事たち。終演後、劇団主宰者の土方冬彦らとの食事中に、かつての劇団員・副田百合が現れ、彼女とドラマで共演したアイドル・安東マリエが「土方は先が長くない」という噂話を聞いたと忠告する。そのマリエの実父・水科拓郎は、夜の町で出会った女子中学生・有田文江とホテル街へ向かう。しかし、その直後、文江が死体となって発見される!彼女は生前、TV局のプロデューサーらしき人物に声をかけられていた…。犯人は一体誰なのか!?大人気シリーズ第50弾!!
三毛猫ホームズもなんと50作目!!凄いですねー!!
第1作って1970年代でしたっけ?赤川さんの写真が若くてイケメンでした(何だか失礼な言い方^^;)私がこのシリーズを読むようになったきっかけは、通っていた高校に1冊目から23冊目くらいまで図書館に所蔵されていたからです。面白いし、読みやすいから寝るのを惜しんで夢中で読んでいました。私が活字中毒になった最初のきっかけは恩田陸さんの「ネバーランド」だったけど、この三毛猫ホームズシリーズもきっかけの一つかもしれません。あの時は年上だった片山兄妹もすっかり年下になってしまいましたが^m^今でも新刊が出るのを楽しみにしている本です。
今回の舞台は劇団。人間関係が複雑に絡んでいましたねぇ。
何も関係のなかったあの家族が本当に可哀相。ネット社会は本当に怖いなとも思いました…。
シリーズと言えば前々から杉原爽香シリーズも気になっているんですよね…。こちらはまだ1冊も読んでいないから先が長いですが読んでみたいです。
<光文社 2015.5>H27.8.15読了