裏が、幸せ。
著者:酒井 順子
小学館(2015-02-25)
販売元:Amazon.co.jp
常に時代を先取りする話題作を刊行してきた酒井順子氏が、”控え目だけれども鋭い光を放つ”日本海側の魅力を存分に伝えるエッセイ。
経済発展=幸福と、太平洋側を「表」として走ってきた日本ですが、とくに東日本大震災以降、その構図はくずれつつあります。経済至上主義によって、私たちは、日本人にとって大切なものをたくさん失ってきたのではないかということに、多くの人が気づき始めています。
そして、その開発の手を逃れて、ひっそりとマイペースで生きてきた日本海側=「裏」には、裏だからこその日本の大切なもの=「幸せ」が、たくさん詰まっていることに、日本中を何度も旅してきた著者は魅了されました。
都道府県別幸福度ランキングでは、トップ3は福井、富山、石川の北陸三県。富山にある世界一のスタバ、日本海が必須の演歌、美人が多い秘密、谷崎潤一郎、水上勉、泉鏡花、川端康成が描いた「裏」、顔を隠す盆踊り、金箔のほとんどを生産する金沢…などなど 「裏の宝もの」が満載。北陸新幹線の開業もあって大注目の日本海側。その良さを堪能できて、「幸せ」を求めて旅に出たくなるエッセイです。
今回は裏日本の話。
私、裏日本っていう言葉を初めて知りました。いや、聞いたことはあったのかなぁ。でもそこまで印象に残っていない…。
私は生まれも育ちも歴史の浅い北日本の人間なんでね…^^;本州へ行くと歴史の深さを感じて羨ましく感じたりもします。
酒井さんが紹介されたところは新潟県だけ行ったことがありますが他は言った事がありません。でも北陸も山陰も前から行ってみたいなと思っていましたし、もしも北海道以外で住むなら北陸が良いなぁと思ってもいました。
行った事がないので違うのかもしれないですが雪が降るということで気候がちょっと似てるかなと思った事と、共働き世帯が多いと聞いているので結婚の予定はないんですけど働く女性が住みやすそうな場所だなぁという印象だったので。
鳥取と島根も行きたいと思う場所です。出雲大社もそうですが、鳥取県は凄く魅力的なんです。好きな漫画家さんの生誕の地ですし、鳥取県立図書館がとても魅力的で^^行ってみたいなと思ってました。
酒井さんはなかなかの鉄子であり、歴女だなと思いながら読んでました。知らないことばかりだったので面白かったです。
静御前と巴御前は知っていましたが、板額御前は知らなかった…。ゆかりの地へ行ってみたくなりました。
<小学館 2015.2>H27.6.3読了
著者:酒井 順子
小学館(2015-02-25)
販売元:Amazon.co.jp
常に時代を先取りする話題作を刊行してきた酒井順子氏が、”控え目だけれども鋭い光を放つ”日本海側の魅力を存分に伝えるエッセイ。
経済発展=幸福と、太平洋側を「表」として走ってきた日本ですが、とくに東日本大震災以降、その構図はくずれつつあります。経済至上主義によって、私たちは、日本人にとって大切なものをたくさん失ってきたのではないかということに、多くの人が気づき始めています。
そして、その開発の手を逃れて、ひっそりとマイペースで生きてきた日本海側=「裏」には、裏だからこその日本の大切なもの=「幸せ」が、たくさん詰まっていることに、日本中を何度も旅してきた著者は魅了されました。
都道府県別幸福度ランキングでは、トップ3は福井、富山、石川の北陸三県。富山にある世界一のスタバ、日本海が必須の演歌、美人が多い秘密、谷崎潤一郎、水上勉、泉鏡花、川端康成が描いた「裏」、顔を隠す盆踊り、金箔のほとんどを生産する金沢…などなど 「裏の宝もの」が満載。北陸新幹線の開業もあって大注目の日本海側。その良さを堪能できて、「幸せ」を求めて旅に出たくなるエッセイです。
今回は裏日本の話。
私、裏日本っていう言葉を初めて知りました。いや、聞いたことはあったのかなぁ。でもそこまで印象に残っていない…。
私は生まれも育ちも歴史の浅い北日本の人間なんでね…^^;本州へ行くと歴史の深さを感じて羨ましく感じたりもします。
酒井さんが紹介されたところは新潟県だけ行ったことがありますが他は言った事がありません。でも北陸も山陰も前から行ってみたいなと思っていましたし、もしも北海道以外で住むなら北陸が良いなぁと思ってもいました。
行った事がないので違うのかもしれないですが雪が降るということで気候がちょっと似てるかなと思った事と、共働き世帯が多いと聞いているので結婚の予定はないんですけど働く女性が住みやすそうな場所だなぁという印象だったので。
鳥取と島根も行きたいと思う場所です。出雲大社もそうですが、鳥取県は凄く魅力的なんです。好きな漫画家さんの生誕の地ですし、鳥取県立図書館がとても魅力的で^^行ってみたいなと思ってました。
酒井さんはなかなかの鉄子であり、歴女だなと思いながら読んでました。知らないことばかりだったので面白かったです。
静御前と巴御前は知っていましたが、板額御前は知らなかった…。ゆかりの地へ行ってみたくなりました。
<小学館 2015.2>H27.6.3読了
板額御前を広く知っていただくため、武将隊を編成してイベントで歴史寸劇&演武を披露したり、小中学校や公民館で歴史出前講座をしたり、鎧作り教室などを開催しています。
毎年9月の連休には「中秋の名月・板額の宴」と題したイベントを開催し、市民手作りで武者行列や演劇(板額御前の生涯を追った物語)上演をしております。
2017年は9月17日(日)に開催予定ですので、ぜひおいでください!
詳しくは胎内市HP、「板額会」facebookを参照ください。