神様のカルテ0著者:夏川 草介
小学館(2015-02-24)
販売元:Amazon.co.jp
シリーズ300万部突破のベストセラー『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚であり、かつ珠玉の短編集です。栗原一止は、信州にある24時間365日営業の本庄病院で働く内科医です。本作では、医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流、研修医となり本庄病院で働くことになった一止の医師としての葛藤と、山岳写真家である一止の妻・榛名の信念が描かれます。
神様のカルテ番外編。今回は連作短編集です。
始めは一止たちが学生だった時代。医学生って本当に大変なんでしょうね…って言葉にするのは簡単ですが。集まっているのは特に個性的なメンバーでしたけど、でもそれぞれ悩んでいることが追試や恋愛なのが青春だなぁという感じです。一止は変わらず一止でしたけど。
次は事務長と先生たちとの攻防←24時間365日対応って事務長が決めたんでしたっけ?それ今まで触れられていたことありましたっけ?もうすっかり忘れています^^;事務長と大狸先生との関わりが良かったです。
そして一止の研修医時代。涙が出ました。一止と國枝さんとの関わりが本当に良くて…治療法に関しては、私が言うのもなんですが正解はないのだと思います。一止が決断したことは間違ってなかったですし、それでよかったのだと思います。國枝さん家族のそれぞれの決意が強くて、言葉の節々で泣きそうになりました。
最後は榛名のお話。榛名も凄いですね。榛名は誰よりも優しいけど、それは強さから来ている者なのだろうなと思います。居場所は自分で作るもの。榛名の言葉がずしんと響きました。
やっぱりこのシリーズは良いですね。人の命が係わってくるから読んでいて辛い部分も出てきますが、それでもやはり最後には心が温まります。
〈小学館 2015.2〉H27.5.4読了


教えてくれる気がしますね。
医療をテーマにしているだけに辛いシーンも
たくさん出て来ますが、それを超える人間
ドラマに胸を打たれます。
出て来る登場人物が、本当にみんな素敵で
いいでですよね。
個人的には、イチと御岳荘の住人たちとの
やり取りが大好きです。