冬の本冬の本
著者:天野祐吉
夏葉社(2012-12-12)
販売元:Amazon.co.jp

冬に読んだ本。冬になると思い出す本。まるで冬のような本。「冬」と「1冊の本」をめぐる、新しいエッセイ集。

ずっと前から気になっていた本、ようやく読めました。
84人が描く、84通りの物語。84人が選んだ作品のうち読んだことのある作品は「氷平線」「銀河鉄道の夜」「海炭市叙景」の3冊だけでした。84分の3…
1人2ページの短いエッセイですが面白く読みました。
特に印象的だったのは角田さんの宮沢賢治の話。私も何冊か読んでいますが確かに賢治の作品って冬が思い浮かびます。夏が舞台の作品もあるのに。不思議ですね。
あとは山崎ナオコーラさんのムーミンの話。私、この作品は本では読んだことがないのですがアニメを見た記憶が薄ぼんやりとあります。
あと嬉しかったのが作家さんがあかさたな順で並んでいるので万城目さんと又吉さんが並んでいるのが嬉しかったです^m^

〈夏葉社 2012.12〉H27.4.3読了