珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
著者:岡崎 琢磨
宝島社(2015-02-05)
販売元:Amazon.co.jp

五年前に失意の美星を救ったのは、いまは亡き大叔母が仕掛けた小さな“謎”だった―。京都にひっそりとたたずむ珈琲店“タレーラン”の庭に植えられたレモンの樹の秘密を描いた「純喫茶タレーランの庭で」をはじめ、五つの事件と書き下ろしショート・ショートを特別収録したミステリー短編集。

今回はスピンオフみたいな形なんですかねー。
最初の指輪の謎も面白かったけど私は次のパリェッタの恋の方が好きかな。
違和感は感じてたんですよねー。主人公が若いはずなのにスマホに疎いとか康士との関係とか。美星の事をちゃん付けで呼んだり。最後は納得しました。読み返したらなるほどうまいことやっていると思い^^;面白かったです。
ダーツバーでの出来事はアオヤマ君のヘラヘラした感じは私もちょっとイラッとしたけど←でも最後はかっこよかったかな。
美星が失意のどん底にいたときに大叔母さんがしてくれたことはとても優しくてあったかい謎だったなと思いました。
そしてこの2人の関係は一体どうなることやら。そこは何も変わらなかったですねー。

〈宝島社 2015.2〉H27.4.1読了