神さまたちの遊ぶ庭神さまたちの遊ぶ庭
著者:宮下 奈都
光文社(2015-01-16)
販売元:Amazon.co.jp

北海道を愛する夫の希望で、福井からトムラウシに移り住んだ宮下家五人。TSUTAYAまで60キロ、最寄りのスーパーまで37キロ。「誰が晩のおかずの買い物をするのかしら」。小中学生あわせて15名の学校には、元気満々曲者ぞろいの先生たち。ジャージで通学、テストも宿題もないけれど、毎日が冒険、行事は盛り沢山。大人も子供も本気の本気、思いきり楽しむ山での暮らし。大自然に抱かれた宮下家一年間の記録。

宮下さんが福井県に住んでいると思ったら、あれ?北海道に住んでる?とツイッターを見て気づいたのですが^^;1年間限定だったのですね。
何だか凄く寒そうな地域に住んでいそうだなーと思ったので、白糠とか陸別あたりかななんて想像していたのですが、はずれましたね^^;新得でしたか。新得はおそばが美味しいのですよ←
宮下一家は本当に面白かったです^^トムラウシの人たちも素晴らしかったけど宮下一家が本当に素敵!旦那さんは他のエッセイを読んだときに変わった面白い人だなと思いましたが、今回も読んでいてやっぱり変わってて面白い人だなと思いました^m^
3人のお子さんもしっかりしていてユーモアにあふれていて素敵です!そして素晴らしき順応性!3人は皆さんどこでもうまくやって行けると思います。
でも素晴らしいと思うところもありますけどちゃんと様々なそれだけじゃないというところも伝えてくださっているのが良いなと思いました。
宮下さんの言葉で印象的だったのは、皆さんスーパーまで1時間というとそんなところに住めないというけど、毎日1時間かけて通勤している人もいるのにスーパーに1時間かけるのは嫌なのか。毎日の方が大変じゃないか。スーパーは1週間に1度くらいで良いのに。という言葉(言い回しは多分ちょっと違うけど)
確かに…。としか言いようがなかったです^^;
あと面白かったのが旦那さんが全然働かなくて(若干語弊が)息子さんが将来大学にも行きたいのだけど経済的に大丈夫なのだろうかと問いかけたとき、旦那さんが「だいじょうぶだいじょうぶ、今にママの本が売れるからね」と言い、今っていつだよ、売れねーよ。に吹き出しました^^

〈光文社 2015.1〉H27.3.13読了