12日の夜と13日の昼に観に行ってきました〜。13日の昼はまーがいたそうですねー…キョロキョロしてたのですが私は見つけられませんでした…。
メンバーと同じ回を見たのはこれで2度目なんですけど見つけたことがありません。ま、目的は舞台ですから^^;同じ空間にいることが出来たという嬉しさを噛みしめて、見つけられなかった運はコンサートのチケットへ変わってくれればと思います←
ということで独断と偏見の感想です。
隠します。
メンバーと同じ回を見たのはこれで2度目なんですけど見つけたことがありません。ま、目的は舞台ですから^^;同じ空間にいることが出来たという嬉しさを噛みしめて、見つけられなかった運はコンサートのチケットへ変わってくれればと思います←
ということで独断と偏見の感想です。
隠します。
原作をだいぶ前に読んでいたのですがものすごく薄い本な上に更に2作収録されてるのでもうこの短い作品を一体どう舞台化するのだろうと期待と不安と^^;ありました。更に公演時間は休憩込みで2時間55分…え?っていう^^;
そして観劇して。ただただ素晴らしかったです。
あんまり順番はつけたくないですが、剛君の舞台の中で私は1番好きです。大きな大きな純粋な愛を感じました。観終った後、胸がいっぱいになりました。
2時間55分は長いなぁと観る前は思っていましたが長さを全く感じませんでした。世界観に引き込まれて、気持ちは新潟もしくはブエノスアイレスに飛んでいきました。
考える部分は多々ありましたが分かりやすかったです。
舞台が新潟のみのやホテルとブエノスアイレスと交互に展開されるのだけど違和感も戸惑いも感じませんでした。
感じさせないって凄いですよね。
それでもしっかり二役で分かれている気もするしあまり変わっていないような気もしたり…上手く表現できないんですが。
それはあくまで現代はみのやホテルでブエノスアイレスの世界はカザマの頭の中の物語だから…なのかなぁ。
剛君は本当に素晴らしかった。剛君はカザマでありニコラスでした。分かりやすく変化するわけではないのにその時にすっとその人になる。それが本当に凄いです。
カザマもニコラスも剛君だから演じられるのかなぁなんて思いました。
行定監督はもともとこの作品を映画にしたかったらしいですけど、剛君が演じるならと舞台での上演を考えるなんてどれだけ期待されているんだ!と思いますよね。嬉しくてニヤニヤしちゃいますよね。
1度目に見たときは原作の情報だけで観て、2度目はパンフレットをさらっとですが全部読んでストーリーと役者さんそれぞれの想いをちゃんと知ってから観ました。
そうしたら不思議ですね。観方が変わりました。だからニコラスをぼこぼこにした人やカザマにつらく当たる人たちにも怒りを覚えなくなりました^^;
皆様本当に素敵でした。
原作ではとても短かったストーリーですが・・・
究極の愛だと思いました。
都落ちして寂れたホテルに勤めているカザマ。ただ掃除をして温泉卵を作るだけ、ただ生きているカザマ。
そんな時にお客様としてやってきたミツコは盲目で耄碌していてみんなが避けている中、ミツコが放つ言葉に次第に引き込まれていくカザマ。
ミツコが語る世界で生きるニコラスはギラギラしていました。
夢をもって海を渡ってきて、上へ行こうとギラギラしてました。血を滾らせていました。
それはニコラスだけではなくてこの当時のブエノスアイレスが富を夢見てみんなが血を滾らせているようでした。反対にみのやホテルは閉塞感があって、陰と陽のような。
生きることに惑いを見せているカザマと生きることに執着しているニコラスは全然違うのにどこか似ていて、不思議な感覚でした。だからカザマもここがどこで自分が誰なのか、分からなくなっていたのかな。
ブエノスアイレスの世界は皆さんもちろん東洋人の顔なのですが、全く違和感を感じませんでした。パンフレットに舞台上のブエノスアイレスはカザマの妄想の世界だから日本人の顔でも違和感はないだろうと思ったと書かれていてまさにそうだと思いました。
行定さんの世界観だからか舞台だけど映画を見ているようでした。面白かった。
美織ちゃん演じるミツコは本当に可愛かったです。こちらもパンフレットに舞台慣れしていない人の方が純粋なミツコを演じられるのではないかということが書かれていて、まさにそうだと思いました。
ミツコは純粋で素直で、それでも凛としていて揺るぎない思いがあるから、可愛くて綺麗で健気でした。
2人で花札をしている姿も、ニコラスに上に行ってしまったと言われたあとに椅子に上がってお酒をもって「そうだ!」とふんぞり返っている姿もマルコーニからもらったドレスを着てワルツを踊っている姿も本当に可愛かった。
ニコラスと話すことが、傍にいることが本当に嬉しくて幸せなんだろうなということが滲み出ていてだからこそ可愛くて切なかったです。
マルコーニを殺した罪を自ら被り刑務所生活を選んだニコラス。
5年後に出所し、そこで娼婦のマリアとなっているミツコを見て絶望するニコラス。
絶望し、酒に溺れていく姿もまたニコラスの純粋さを感じました。
ミツコもニコラスも凄く素直で純粋で、だから生きにくくて誰よりも傷ついて。見ていて本当に切なくて悲しくて。
ミツコがこの地で、この場所で働きたいと思った理由、そしてニコラスと以前どこで出会ったのかが分かった時、私は涙が止まりませんでした。もうボロボロ泣きました。
「私はあなたに救われた」「まだ子どもじゃないか」
ミツコがマリアの仮面を外した時に告白するシーンを思い出す度に私はいまだにうるうるしてしまいます。
ミツコは犠牲者なのかもしれない。でも確固たる生きる糧を持っていた彼女は本当に辛くて辛くてたまらないけど、でも幸せだと思っていたことも事実なのだと思います。
美織ちゃんが記者会見で「優しさがにじみ出ていて、見ているだけで泣けてきちゃうぐらい、大きな愛と優しさを感じています」と言っていましたが、ミツコの言葉そのものですよね。この言葉も、舞台を観る前と観た後では感じ方が違います。うぅ…涙がでそう。
そしてタンゴ。マリアのタンゴも素晴らしかったですが、やはり最後の3人でのタンゴが本当に素晴らしかったです。素晴らしいという言葉しか言えない語彙力の低さに申し訳ないですがもう本当に素晴らしかった。
剛君が一人で踊っているタンゴも素敵でした。長靴を履いている姿(っていうか北の国からの五郎さんスタイル)であんなに色気を出してタンゴを踊れるのは剛君だけだと思います。一人で踊っている姿をもっと長く見たかったな。
またよく分からない感想になっちゃってすみません^^;
観に行ったときの小ネタを少し。
カザマ(だったかニコラスだったか)が耳鳴りがするんですっていうシーンは聴いてるのが千葉さんだったからもありますけどすんごい鉈切り丸を彷彿とさせました^^;違う違う。
始めに見た金曜の夜、ブエノスアイレスの最初のシーンで剛君が物凄く足を引きずっていたのでめちゃくちゃ心配になりました…。
ちょっと前に剛君が足を痛めた?と聞いていたのでボッコボコにされた時に変な風に足をくじいちゃったのかしら…とか。タンゴちゃんと踊れるのかしら…と思っていたのですが恐らくあれは演技だったんだろうということが土曜日に明らかになりました^^;土曜はそこまで引きずっていなかったので。
そして土曜の昼。色々ありましたよー。
こちらもブエノスアイレスでの最初のシーンでミツコが「娼婦じゃねえから!」と言いながら男が寄ってくるのを逃げているシーンで片方の靴が脱げちゃったんですよね。赤いソファーの近くに転がっていて、どうするんだろうと思っていたら少し経ってからファンが登場した時にミツコが赤いソファーに座るんですけど、そこでファンが喋りながらミツコに靴を渡してたんです。凄い!このフォロー素晴らしすぎる!と感動しました。
それからみのやホテルでのダンスパーティでミツコと田中がぶつかって卵が割れるシーンがありましたよね。あの時2人がぶつかって卵が下まで吹っ飛んでいきまして^^;
割れた卵がないなぁと思ったら伊達さんが下まで降りていって自分で落として割ってました^^;いやー舞台は色々ありますね。
あと、ニコラスとミツコが抱擁するシーンは2人の背が同じくらいなので何か…すんごい可愛かったです←
カーテンコールは金曜の夜は最後に3人で万歳して終わり、土曜の昼は最後に剛君が客席にお手振りして終わりました。ど、どうしたの?すんごい可愛かったよ^^
皆様本当に素晴らしかったです。原田さんも美織ちゃんもそれぞれのミツコが同一人物のような少し違うような。でもそれが良かったと思いましたし、橋本さんは剛君と舞台をやるならどんな役でもいいと言いつつもお兄さん役をしたかったそうですがマルコーニ役以外はあり得ないとも思いました。
千葉さんの貫録とオーラはドキッとしましたし、まりかちゃんも素晴らしかった。ミツコに「大丈夫、私がずっとそばにいるわ」と言った言葉にまた涙しました。
あがささんはやっぱり色気が素晴らしくて^^吉村役の万里紗さんも可愛かった。パンフレットで「金閣寺」を見て何が何でも演劇を続けるぞと思ったという文章にうわああ繋がってると思いました。
2回しか観れませんでしたがもっと観たかったです。
本当に素晴らしかったです。ありがとうございました。
ニコラスがミツコの事を想いつつもどこかで幸せに暮らしていたらいいなと思いました。
夢まみれの人生…とまではいかなくても上に向かって言っていたらいいなと思います。
そして今、cobaさんの音楽とりんごのひとりごとが抜けなくて困っています^^;
りんごの歌、オリジナルかと思ったらちゃんとある歌だったんですね←
そして観劇して。ただただ素晴らしかったです。
あんまり順番はつけたくないですが、剛君の舞台の中で私は1番好きです。大きな大きな純粋な愛を感じました。観終った後、胸がいっぱいになりました。
2時間55分は長いなぁと観る前は思っていましたが長さを全く感じませんでした。世界観に引き込まれて、気持ちは新潟もしくはブエノスアイレスに飛んでいきました。
考える部分は多々ありましたが分かりやすかったです。
舞台が新潟のみのやホテルとブエノスアイレスと交互に展開されるのだけど違和感も戸惑いも感じませんでした。
感じさせないって凄いですよね。
それでもしっかり二役で分かれている気もするしあまり変わっていないような気もしたり…上手く表現できないんですが。
それはあくまで現代はみのやホテルでブエノスアイレスの世界はカザマの頭の中の物語だから…なのかなぁ。
剛君は本当に素晴らしかった。剛君はカザマでありニコラスでした。分かりやすく変化するわけではないのにその時にすっとその人になる。それが本当に凄いです。
カザマもニコラスも剛君だから演じられるのかなぁなんて思いました。
行定監督はもともとこの作品を映画にしたかったらしいですけど、剛君が演じるならと舞台での上演を考えるなんてどれだけ期待されているんだ!と思いますよね。嬉しくてニヤニヤしちゃいますよね。
1度目に見たときは原作の情報だけで観て、2度目はパンフレットをさらっとですが全部読んでストーリーと役者さんそれぞれの想いをちゃんと知ってから観ました。
そうしたら不思議ですね。観方が変わりました。だからニコラスをぼこぼこにした人やカザマにつらく当たる人たちにも怒りを覚えなくなりました^^;
皆様本当に素敵でした。
原作ではとても短かったストーリーですが・・・
究極の愛だと思いました。
都落ちして寂れたホテルに勤めているカザマ。ただ掃除をして温泉卵を作るだけ、ただ生きているカザマ。
そんな時にお客様としてやってきたミツコは盲目で耄碌していてみんなが避けている中、ミツコが放つ言葉に次第に引き込まれていくカザマ。
ミツコが語る世界で生きるニコラスはギラギラしていました。
夢をもって海を渡ってきて、上へ行こうとギラギラしてました。血を滾らせていました。
それはニコラスだけではなくてこの当時のブエノスアイレスが富を夢見てみんなが血を滾らせているようでした。反対にみのやホテルは閉塞感があって、陰と陽のような。
生きることに惑いを見せているカザマと生きることに執着しているニコラスは全然違うのにどこか似ていて、不思議な感覚でした。だからカザマもここがどこで自分が誰なのか、分からなくなっていたのかな。
ブエノスアイレスの世界は皆さんもちろん東洋人の顔なのですが、全く違和感を感じませんでした。パンフレットに舞台上のブエノスアイレスはカザマの妄想の世界だから日本人の顔でも違和感はないだろうと思ったと書かれていてまさにそうだと思いました。
行定さんの世界観だからか舞台だけど映画を見ているようでした。面白かった。
美織ちゃん演じるミツコは本当に可愛かったです。こちらもパンフレットに舞台慣れしていない人の方が純粋なミツコを演じられるのではないかということが書かれていて、まさにそうだと思いました。
ミツコは純粋で素直で、それでも凛としていて揺るぎない思いがあるから、可愛くて綺麗で健気でした。
2人で花札をしている姿も、ニコラスに上に行ってしまったと言われたあとに椅子に上がってお酒をもって「そうだ!」とふんぞり返っている姿もマルコーニからもらったドレスを着てワルツを踊っている姿も本当に可愛かった。
ニコラスと話すことが、傍にいることが本当に嬉しくて幸せなんだろうなということが滲み出ていてだからこそ可愛くて切なかったです。
マルコーニを殺した罪を自ら被り刑務所生活を選んだニコラス。
5年後に出所し、そこで娼婦のマリアとなっているミツコを見て絶望するニコラス。
絶望し、酒に溺れていく姿もまたニコラスの純粋さを感じました。
ミツコもニコラスも凄く素直で純粋で、だから生きにくくて誰よりも傷ついて。見ていて本当に切なくて悲しくて。
ミツコがこの地で、この場所で働きたいと思った理由、そしてニコラスと以前どこで出会ったのかが分かった時、私は涙が止まりませんでした。もうボロボロ泣きました。
「私はあなたに救われた」「まだ子どもじゃないか」
ミツコがマリアの仮面を外した時に告白するシーンを思い出す度に私はいまだにうるうるしてしまいます。
ミツコは犠牲者なのかもしれない。でも確固たる生きる糧を持っていた彼女は本当に辛くて辛くてたまらないけど、でも幸せだと思っていたことも事実なのだと思います。
美織ちゃんが記者会見で「優しさがにじみ出ていて、見ているだけで泣けてきちゃうぐらい、大きな愛と優しさを感じています」と言っていましたが、ミツコの言葉そのものですよね。この言葉も、舞台を観る前と観た後では感じ方が違います。うぅ…涙がでそう。
そしてタンゴ。マリアのタンゴも素晴らしかったですが、やはり最後の3人でのタンゴが本当に素晴らしかったです。素晴らしいという言葉しか言えない語彙力の低さに申し訳ないですがもう本当に素晴らしかった。
剛君が一人で踊っているタンゴも素敵でした。長靴を履いている姿(っていうか北の国からの五郎さんスタイル)であんなに色気を出してタンゴを踊れるのは剛君だけだと思います。一人で踊っている姿をもっと長く見たかったな。
またよく分からない感想になっちゃってすみません^^;
観に行ったときの小ネタを少し。
カザマ(だったかニコラスだったか)が耳鳴りがするんですっていうシーンは聴いてるのが千葉さんだったからもありますけどすんごい鉈切り丸を彷彿とさせました^^;違う違う。
始めに見た金曜の夜、ブエノスアイレスの最初のシーンで剛君が物凄く足を引きずっていたのでめちゃくちゃ心配になりました…。
ちょっと前に剛君が足を痛めた?と聞いていたのでボッコボコにされた時に変な風に足をくじいちゃったのかしら…とか。タンゴちゃんと踊れるのかしら…と思っていたのですが恐らくあれは演技だったんだろうということが土曜日に明らかになりました^^;土曜はそこまで引きずっていなかったので。
そして土曜の昼。色々ありましたよー。
こちらもブエノスアイレスでの最初のシーンでミツコが「娼婦じゃねえから!」と言いながら男が寄ってくるのを逃げているシーンで片方の靴が脱げちゃったんですよね。赤いソファーの近くに転がっていて、どうするんだろうと思っていたら少し経ってからファンが登場した時にミツコが赤いソファーに座るんですけど、そこでファンが喋りながらミツコに靴を渡してたんです。凄い!このフォロー素晴らしすぎる!と感動しました。
それからみのやホテルでのダンスパーティでミツコと田中がぶつかって卵が割れるシーンがありましたよね。あの時2人がぶつかって卵が下まで吹っ飛んでいきまして^^;
割れた卵がないなぁと思ったら伊達さんが下まで降りていって自分で落として割ってました^^;いやー舞台は色々ありますね。
あと、ニコラスとミツコが抱擁するシーンは2人の背が同じくらいなので何か…すんごい可愛かったです←
カーテンコールは金曜の夜は最後に3人で万歳して終わり、土曜の昼は最後に剛君が客席にお手振りして終わりました。ど、どうしたの?すんごい可愛かったよ^^
皆様本当に素晴らしかったです。原田さんも美織ちゃんもそれぞれのミツコが同一人物のような少し違うような。でもそれが良かったと思いましたし、橋本さんは剛君と舞台をやるならどんな役でもいいと言いつつもお兄さん役をしたかったそうですがマルコーニ役以外はあり得ないとも思いました。
千葉さんの貫録とオーラはドキッとしましたし、まりかちゃんも素晴らしかった。ミツコに「大丈夫、私がずっとそばにいるわ」と言った言葉にまた涙しました。
あがささんはやっぱり色気が素晴らしくて^^吉村役の万里紗さんも可愛かった。パンフレットで「金閣寺」を見て何が何でも演劇を続けるぞと思ったという文章にうわああ繋がってると思いました。
2回しか観れませんでしたがもっと観たかったです。
本当に素晴らしかったです。ありがとうございました。
ニコラスがミツコの事を想いつつもどこかで幸せに暮らしていたらいいなと思いました。
夢まみれの人生…とまではいかなくても上に向かって言っていたらいいなと思います。
そして今、cobaさんの音楽とりんごのひとりごとが抜けなくて困っています^^;
りんごの歌、オリジナルかと思ったらちゃんとある歌だったんですね←