
著者:辻村 深月
文藝春秋(2014-07-10)
販売元:Amazon.co.jp
辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信―綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、“時”をテーマにしたアンソロジー。小学校時代に埋めたタイムカプセルがほどくこじれた関係、配置換えになった「縁結び」の神様の新たな仕事、人類には想像もつかない悠久なる物語…。“時間”が築いたきらびやかな迷宮へ、ようこそ―。
この4人のアンソロジー…豪華ですな。
最初の辻村さんの作品が好きでした。主人公が中年の男性というのが辻村さんには珍しいなと。先生って本当に大変な仕事だと思うんですよね。40人近くの子供を平等になんて無理だと思うんですよ。今はモンペもたくさんいるだろうしさ。だからこの先生の事は許せないけど仕方がないかなと思うところもあって難しいなぁと思う。でも、息子さんはきっと立派な教師になると思います。
マキメさんの作品もくだけつつも面白かったです。展開がなかなか良かったです^^
米澤さんの作品は…分かるような分からないような…でしたけど^^;
湊さんの作品がイメージが違ってびっくりでした。後味の悪いラストだろうとばかり思っていたのに、想像外の←お話で良かったです。
〈文芸春秋 2014.7〉H26.10.24読了
辻村作品の先生にはムカついたんですけど、たしかに先生も大変な職業ではありますよね。でも、やっぱり無責任な!・・・と思ってしまいます^_^;お父さん達の行動が素敵でした。
万城目さんのお話も「そうきたか!」な展開で面白かったですね。