
著者:柴崎 友香
河出書房新社(2014-09-29)
販売元:Amazon.co.jp
十年前、京都の飲み会に居あわせた男女。それぞれの時間を生きた彼らは、30代になり、今夜再会する。せつなく、おかしい、奇跡のような一夜の物語。
以前刊行された「きょうのできごと」の10年後。
私も読んだのが7年前で^^;細かいところは忘れていましたが雰囲気は覚えてました。
確か映画を見たのが先だったので俳優さんで顔を当てはめて読んでいた気がします。その順番が私には珍しいので映画の方が何となく覚えているかも。
10年前登場人物たちは22歳くらい。そして今。
良い感じで寂しい雰囲気もにじみ出ていて^m^10年年を取ったんだなというのが何だかわかります。
この間読んだ本に関西弁が出てこなかったので、やっぱり柴崎さんの作品に関西弁はつきものよね。と思いながら読みました^^
この本の感想を書くにあたって前の作品の感想を読み返したんですけど、そうか10年前の人間関係はこんな感じだったのか…と思い出したりしました。で、10年後切ない感じになっていたり^^;
けいとと真紀は相変わらずなところもあれば変わったところもあったり。
かわち君のぐずぐずした感じも変わってなかったなぁ。でも、気を遣ったつもりで遣えてないとかそういうの、分かる。人と関わるのって難しいよね。かわち君はイケメンすぎるのがネックなのかも。
今回は中沢がなかなかヘビーな感じになっていましたが^^;
何かを諦めて何かを始めて。30代の彼彼女たちもみんな素敵でした。
〈河出書房新社 2014.9〉H26.10.10読了
去年の夏だったかな、読みました(^^)/
ところが、読む順番をミスって、こちらを先に、その少し後に、きょうのできごと を読んでしまいました。。。。
面白かったのだけれど、これは大きなミスでしたー!!
でも、両方とも面白かったです。
リアルな感じというか、自然な日常の一コマというか。
感想文は書きそびれてしまいました。
柴崎さんの小説に大阪弁、は、かなり大きなポイントになっていますよね。無いとちょっと淋しい様な気持ちにも。