
著者:真堂 樹
朝日新聞出版(2014-05-20)
販売元:Amazon.co.jp
とある冬の日、タチアオイ図書館でいつものように和む皆のところに、黒服姿の小手川オーナーが姿をあらわした。宮本は彼女から、図書館がいまの場所に建てられたいきさつを聞くことになる―オリジナルストーリーで明かされる、「タチアオイ児童図書館」設立秘話―無愛想だけど、一流の青年司書ととっておきの一冊。
「図書館の主」の小説版です。コミックも以前から気になっていたのですがいまだに読んでいません。やっぱり図書館が舞台の小説は気になりますよね^^
コミックバージョンとどう違うのか分かりませんがこちらはこちらでとても楽しめました。不愛想だけど本の知識は豊富な御子柴。彼は良いキャラですねー。
本のため、本を好きな人のため、彼が無表情で呟く言葉の数々が良かったです。
また司書たちもとても個性的。
ラノベ感は否めませんでしたが、まだ許容範囲でした←
きっとコミックを読んだらもっと楽しめるんだろうなー。買おうかな。買っちゃおうかなー。
ただ、難点は私は児童書に詳しくないということ^^;この作品を読んで童話も児童書も民話も読まなきゃなーと思いました。
また小説も出してほしいなと思います。
〈朝日新聞出版 2014.5〉H26.9.12読了