春、戻る著者:瀬尾 まいこ
集英社(2014-02-05)
販売元:Amazon.co.jp
オススメ!
結婚を控えたある日、私の前に兄と名乗る青年が現れた。明らかに年下の「お兄さん」は、私の結婚にあれこれ口出しを始めて・・・。
人生で一番大切なことを教えてくれる、ハートフルウェディングコメディ。
久しぶりの瀬尾さん。読むのが凄く楽しみでワクワクしながら読んだのですが、もったいないもったいないと思いつつ、あっという間に読んでしまいました。
凄く、凄くよかったです。
いきなり一回りも年下の「兄」が現れ、ずかずかと自分のプライベートに踏み込んでくるおにいさん。初めはただただ怪しいと思っていたさくらですが、徐々におにいさんの正体は、自分が振り返ろうとせず、記憶を消していた過去にかかわっているのだと思い始めます。
住んでいるところも、名前も告げないおにいさん。
凄く謎めいているので、このおにいさんは実は既に亡くなっている人なんじゃないかとか変に妄想してしまったのですが。
山田さんやすみれがさくらの兄って紹介していることに何の違和感も感じていないのが不思議でしょうがなかったのだけど、それはおにいさんの雰囲気が本当にいいんだろうなと思いました。
3人での遊園地デートが凄く楽しそう。そしておにいさんが登場したことで山田さんが何を考え何を思っているのかもちゃんと分かってきて、良かったです。
おにいさんの正体が分かったとき、小説を読んで泣かない私がちょっとうるっとしました。
最後の結婚式、凄く凄くあったかかった。
さくらは過去もちゃんと乗り越えて、山田さんときっと幸せになれますね。
読んでよかった。本当に幸せな気持ちになりました。
〈集英社 2014.2〉H26.3.2読了


作品でしたね〜。
お兄さんのキャラがとても良かったです。最初は
図々しいヤツ、とも思ったのですが(苦笑)、途中から
本当にさくらのことを想って行動しているのが
わかったので、さくらの前に現れなくなった時は
さくら同様に寂しかったです。
最後に、さくらが山田さんへの気持ちに気づけて
良かったですよね。今度はお兄さん自身に
幸せになって欲しいですね。