真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 (ポプラ文庫 日本文学)
著者:大沼紀子
ポプラ社(2013-10-04)
販売元:Amazon.co.jp

午前3時――真夜中にオープンする不思議なパン屋さんに現れたのは、ワケアリ男女の二人組。居候女子高生の希実は、彼らが抱える不穏な秘密によって、不本意ながらも、またまた事件に巻き込まれていく。降り止まない雨の中、希実の過去に隠された謎が明らかに……。人気シリーズ第4弾!!

シリーズ第4弾です。希実の過去がようやくわかる…と思って意気込んで読んだのだけど…その前のお姫様のくだりが最初イライラしてしまって。しかもどんでん返しというか思っていたものが代わる代わるえ?え?という展開でついていくのが大変でした。
お姫様である従姉妹の沙耶に対してももーイライラしたのだけど。
それでも出てくる人たちがおせっかいで優しいからしょうがないなと思って読むことが出来ました。
希実の過去が分かったけど、思ったほどでもなかったな…なんて思ってしまってすみません。確かに酷く悲しいことなんだけど。でもそう思うのはまだ過去の全貌が明らかになっていないからなのかな。
きっとまだ続きますよね。希実がさらにどう変わっていくのか楽しみです。

〈ポプラ社 2013.10〉H26.1.5読了