ルビイ 女性秘匿捜査官・原麻希 (宝島社文庫)
著者:吉川 英梨
宝島社(2013-07-04)
販売元:Amazon.co.jp
警視庁・捜査一課勤務の原麻希は、娘の菜月が史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそくリクルーターの娘が通う私立東山小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気付く。忽然と姿を消した全校児童たちの行方は――!?そして、パレスチナに逃亡したはずのリクルーターがじつは国内にいることが判明し――。女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、警察小説シリーズ、堂々の完結編!
ようやく、ようやく終わりました。
ずっともう解放してあげてと思っていて、ようやく一段落ついた感じです。
冒頭が7年後のストーリーだったので結末がわかった状態で読み始めましたが、それでも面白くて読む手が止まりませんでした。
今回の事件もリクルーターがかかわっています。
自らが手を染めず、人を取り込んで事件を起こさせる人間。
金田一少年の事件簿の高遠遙一を思い出しました。
でも彼と違うのはあそこまで人を殺すということに冷酷になれないところでしょうか。
最後にようやく終わったとは思ったけど、今まで非道に数々の事件を起こしてたくさんの人を殺してきた人間としては最後やたらと温かみがあって、納得したような腑に落ちないような…という部分もなくもなかったですけども。
それでも面白かったです。
〈宝島社 2013.7〉H25.10.8読了
著者:吉川 英梨
宝島社(2013-07-04)
販売元:Amazon.co.jp
警視庁・捜査一課勤務の原麻希は、娘の菜月が史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそくリクルーターの娘が通う私立東山小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気付く。忽然と姿を消した全校児童たちの行方は――!?そして、パレスチナに逃亡したはずのリクルーターがじつは国内にいることが判明し――。女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、警察小説シリーズ、堂々の完結編!
ようやく、ようやく終わりました。
ずっともう解放してあげてと思っていて、ようやく一段落ついた感じです。
冒頭が7年後のストーリーだったので結末がわかった状態で読み始めましたが、それでも面白くて読む手が止まりませんでした。
今回の事件もリクルーターがかかわっています。
自らが手を染めず、人を取り込んで事件を起こさせる人間。
金田一少年の事件簿の高遠遙一を思い出しました。
でも彼と違うのはあそこまで人を殺すということに冷酷になれないところでしょうか。
最後にようやく終わったとは思ったけど、今まで非道に数々の事件を起こしてたくさんの人を殺してきた人間としては最後やたらと温かみがあって、納得したような腑に落ちないような…という部分もなくもなかったですけども。
それでも面白かったです。
〈宝島社 2013.7〉H25.10.8読了