はるひのの、はる著者:加納 朋子
幻冬舎(2013-06-27)
販売元:Amazon.co.jp
オススメ!
ある日、僕の前に「はるひ」という女の子が現れる。初めて会ったはずなのに、なぜか彼女ば僕の名前を知っていてた。「未来を変えるために、助けてほしい」と頼まれた僕は、それから度々彼女の不思議なお願いをきくことになり……。
時を越えて明かされる、温かな真実。切なくも優しい連作ミステリー。
ベストセラー「ささら」シリーズ第三弾!
新刊情報を見て加納さんのお名前を見つけた時うれしくてたまりませんでした。加納さんの本をまた読める!って凄く嬉しかったです。
さらに新刊は「ささら」シリーズ!
冒頭の文章を読んで何だか涙が出そうでした。
ユウスケが大きくなってる!あんな赤ん坊だったユウスケが!って嬉しくて嬉しくて。
第1弾第2弾の事も多少ありましたけどそこまで深くなかったのが残念だったかな。それでもダイヤ君もテルちゃんもちょっとだけだけど出てて嬉しかったです。
ユウスケも素直ないい子に育っていましたね。
あのお母さんが大事に育てたんですから、そうだろうとは思いますけども。
ユウスケは不思議な力を持っていて。でもそれに対して悲観するわけでも利用するわけでもなくただ受け入れているのが良いなと思いました。そして困っている人の助けになればと思っているのもまた素敵でした。
謎の女性はるひがユウスケにお願いする様々なこと。
一つ一つの意味は分かりませんでしたが、最後にそれが一本に繋がります。
はるひが行ってきたことはタイムパラドックスに反してるし、自分勝手だと言えばそれまで。でもそれくらい母の想いは偉大なんだっていう事ですよね。「はるひのの、はる前」の段階でほんわかとした素敵な終わり方だったから「後」が始まったときはちょっとさびしかったけど、最後まで読んだらこれで良かったんだなと思ったりして。
そして最後がさー!!
はるひは忘れてなかったんだね。っていうのと、最後がさー!←
もう気分は近所のおばちゃんですよ。あんなにちっちゃかったユウスケがねー!!
すみっこの端の端でいいから座りたいです。で隅っこですすり泣きたい気分になりました。
この作品の内容は加納さんの《諸事情》があったからなのかなと思ったら、あとがきで全然関係がなかったと書かれていたので何だか失礼なことを思ってしまったなと思いました。
とても心温まる素敵な読書が出来ました。ありがとうございました。
〈幻冬舎 2013.6〉H25.8.5読了


>あんなにちっちゃかったユウスケが・・・
そう思いますよね。いい子に育ってましたね。