ぼくらの近代建築デラックス!ぼくらの近代建築デラックス!
著者:万城目 学
文藝春秋(2012-11-29)
販売元:Amazon.co.jp

マキメのトボケvsカドイの薀蓄。仕事場にしたい名建築、“長すぎる”あの話題の新名所とは?人気作家二人が5大都市(大阪・京都・神戸・横浜・東京)の名建築を巡り、その魅力を語りつくした傑作ルポ対談集。

門井さんと万城目さんの近代建築巡りをしながらの対談集。
近代建築はお二人ほど好き度は劣るかもしれませんが見るのは好きです。
お二人が行かれた場所で行ったことがあるのは大阪の大阪城、神戸のうろこの家、東京の東京駅と講談社本館ですね。
うろこの家は入場料が1000円かかるので当時貧乏学生だったマキメさんは入らずに帰ったと行っていましたが、私も行ったときはお金がかかると思わず驚きました。でも、真夏の30度越えの中一生懸命歩いてきたからと思って払いましたけどね。
写真もあって「行ったよ〜」って思いました。
講談社本館は去年の10月に前を通ったんです。柱が太くて時代を感じる建物で驚きました。まさかここにも載るとは。
マキメさんの建築好きは他の作品を読んで知っていましたが、門井さんもとは思いませんでした。門井さんの作品は3冊くらいしか読んだことがなくて…すみません。
同業者でこうやって同じものが好きで一緒に巡る事が出来るなんて素敵ですよね。
マキメさんって勝手に孤独なイメージを持っていたので^^;お友達が出来て良かったですねと思いました。(余計なお世話)
マキメさんは京都大学出身で門井さんは同志社大学出身だからか京都のお話が特に面白かったです。マキメさんが京都の人にやたらと厳しかったのが面白かったです。
同志社大が出たからか今話題の新島八重さんのお話がチラっと出てきたのも面白かったです。
それよりなによりお二人がちょいちょい写真に登場するのですが、本当に楽しそうで、年上の男性に失礼ですが、二人とも可愛いっ!って思っちゃいました^^

〈文藝春秋 2012.11〉H25.2.2読了