女優激場女優激場
著者:鈴木 砂羽
ワニブックス(2012-10-06)
販売元:Amazon.co.jp

自由すぎる鉄砲玉女優・鈴木砂羽の型破りエピソードを詰め込んだ初エッセイが発売!
オブラートに包んだ表現、一切ナシ!
フルヌードで女優デビューし、吠えるように泣き、山賊のように酒をあおり、恋愛をすれば血の雨が降る……。
そんな女優とは思えない生き方を描いた「裸の履歴書」

鈴木砂羽さんを1番最初に見たのは多分「あぐり」だと思います。あぐりの美容院で働くスタッフさん役でしたよね。1番弟子だったかなぁ。そんな役。でも、顔と名前は後々一致したのでその頃はうろ覚えな感じでしたが。
ちゃんと知ったのはやっぱり「PU−PU−PU」ですよね。このドラマを見てあぐりに出てた人だ〜って思った記憶があるので。印象的なのはやっぱりキスシーンかなぁ。ぐふふ←というかそのシーンというよりはオカダのキスシーンを見てやろうってんでそのシーンの時に剛健がガン見してたというエピソードが忘れられなくて。(D×Dで共演していることを知ったのは更に後の事・・・)
そういえばイノッチとも良く舞台仲間と共に自宅に呼んでたってTOKIOの番組で言ってたような。「終らない夏」がきっかけなのか。きっかけは忘れたが。
砂羽さんって最近バラエティに出るようになって姉御肌で男らしくて←凄くかっこよくて憧れるなぁと思っていましたが、エッセイを読んでそれだけではないんだなって改めて思いました。読んでいたら何だか涙が出てきそうなところ、たくさんありました。苦労してるとか大変だったとか、言えば簡単だけど簡単に言っちゃいけないなと思う。
凄い根性だなーと思って、やっぱりそのくらいの意気込みと根性がないとダメだよなーと思って、読み終えて改めて好きだ!砂羽さん!って思いました。
女優という仕事に懸ける想いが強くて強くて。来年に公開予定の「しあわせカモン」の撮影で、予算の都合上カットされたシーンがあるのだけど、それがなければ意味がないと言って粘って営業してその撮影シーンを撮ったエピソードが本当に素晴らしかった。女優魂だなと思いました。
旦那さんとのエピソードも素敵でした。旦那さんの包容力がハンパないですね。付き合うときに砂羽さんに言った「いいよ、だいたいわかってきた」って言ったセリフが好きです。恋愛エピソードで後日談の旦那さんの情報が入ってくるのだけどそれもいちいち面白いし^^
楽しく面白く感動して読みました。
今日、テレビを見ていたらちょうど砂羽さんが出ていてこの本を宣伝していて。書いて行ったら結果明け透けな内容になってしまったって書いていたけど、本当にここまで書いて良いのか!?と思った場所もたくさんあったけど、素敵な作品でした。

〈ワニブックス 2012.10〉H24.11.22読了