やなせたかし 明日をひらく言葉 (PHP文庫)やなせたかし 明日をひらく言葉 (PHP文庫)
PHP研究所(2012-07-04)
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大人気キャラクター「アンパンマン」や国民的唱歌「てのひらを太陽に」の父、やなせたかしさん。
幼少期は劣等感に悩み、戦争も経験し、作品がブレイクしたのは七十歳手前と、その人生は必ずしも順風満帆ではなかったといいます。
しかし、どんなときにも希望を失わず前へ進んできた彼の言葉からは、生きることの素晴らしさやよろこびがビシビシと伝わってきます。
本書ではそんなやなせさんの心がこもった、ユーモアあふれる深い言葉を精選。忘れかけていた大切なものが、きっと見えてくる一冊です。
◇本書の内容例◇
◎ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。
◎一寸先は闇でも、その一寸先には光がある。
◎人間は欠点のない人を好きにはなりませんよ。
◎笑って楽しむ気持ちがあれば、いくつになっても心を若々しく保つことができる。
◎今までやってきたことが、全部、役に立っているんだよ。無駄なことはひとつもない。
文庫書き下ろし。

読みました。私、アンパンマンのマーチが好きなんです。弱ってる時に聞いたら確実に泣きます。冒頭に歌詞が書かれていますがとても重たくて心に染み入る言葉です。
やなせさんは今93歳なんですよね。お元気で何よりです。それでも、早生まれな上に超未熟児だったやなせさんは身体のコンプレックスがとても強かったそうです。そして、大病も何度かされたそうで。だからお元気で良いですね。なんて軽々しく言っちゃいけないなと思います。
やなせさんが伝えてくれる言葉だから、何だかとても心に深く突き刺さります。一寸先は闇でも、その一寸先には光がある。素敵な言葉です。
悩んでいても、最終的には前向きに楽しく生きていけたら良いなと思いました。
去年、爆問学問という番組にやなせさんが出演された回を私も見てました。
やなせさんがアンパンマンマーチを歌われてました。素敵でした^^

〈PHP研究所 2012.7〉H24.10.31読了