虚構日記虚構日記
著者:森 晶麿
PHP研究所(2012-06-23)
販売元:Amazon.co.jp
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1秒の中に1億の虚構があり、その1億分の1の中に1億の真実がある。
虚構家による、虚構のための、虚構的書籍。
作家・森晶麿のブログで綴られた、日常をリズミカルにしかも煙に巻くように描かれた散文と未発表の短編、ショートショート、写真を使った4コマ漫画などを収録。
これは作家・森晶麿の虚構なのかはたまた真実なのか。
「ミステリー」「美学」「芭蕉」「ゾンビ」「猫」……。奥ノ細道を遊歩する虚構家(フィクショニスト)が虚構の中にちりばめた真実とは?
アガサ・クリスティー賞受賞作家のアナザワールドが展開する!
■虚構日記(2011年8月〜2012年5月)/虚構の断片(ショートショート)「キスとデス」「カヤノソト」(短編)/四コマノ虚構(写真4コマ漫画)……収録。

えーと・・・^^;
森さんのフィクションの日記です。
もう何もかもぶっ飛んでいてよく分かりません。
雰囲気的には「奥ノ細道・オブ・ザ・デッド」ですかね。しゃべり方もそんな感じで。
「黒猫」シリーズしか読んでいない方はいささかショックを受けるやもしれません^^;
虚構日記の後に解説日記があったのですが森さんって33歳ですけど学生結婚だからか11歳の娘さんがいるらしく^^;ビックリだ。息子さんもいらっしゃるんですね。
さらに「黒猫の遊歩あるいは美学講義」は7年前に書いた作品だったというのも驚きました。そんな前なの。
今月には小説の新刊も出るし、いろんな面の森さんの作品を知っていきたいなと思います。
・・・ところで気になったことがあるのですが。
表紙に顔が黒く塗られた状態で登場する男性がいるのですが、この方は森さんなのでしょうか。だとしたら結構髪の毛が寂しい感じなんですけど^^;って余計なことを思ってみる。

〈PHP研究所 2012.6〉H24.7.21読了