今年ももうすぐ終わりますね。年を重ねるにつれどんどん1年が早く感じます。そんなんじゃだめですよね。1日1日を大切に生きなければ。
ということで、毎年恒例になってまいりました私の独断と偏見のベスト10です。1人の作家さんに対し1作品もしくは1シリーズで考えました。
私が今年読んだ本を並べているので今年刊行された本以外の本もあります。あしからず。
今年は277冊読みました。今までで過去最高です。
今年もたくさんの本と出逢えて幸せでした。
では下記にランキングをば。

第1位「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」「ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さんと謎めく日常〜」 三上延
「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」
「ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さんと謎めく日常〜」
本好きにはたまらない作品でした。まだ続きそうな雰囲気なので続きが待ちきれません。
古書店は数えるくらいしか行ったことがないのですが古書店によって力を入れているところが違ったりするのでそれを比べるのも面白かったりします。
この作品の舞台であるビブリア古書堂にも行ってみたいです。そして栞子さんに物語についてを聞きたいです。
ミステリ要素も本にまつわることなので興味津々。読む手が止まりませんでした。
栞子と大輔の関係もとても気になるところです。今まで全く知らなかった古書のことも知ることができて大満足の本でした。
第2位「人魚は空に還る」「世界記憶コンクール」「人形遣いの影踏み」 三木笙子
「人形は空に還る」
「世界記憶コンクール」
「人形遣いの影踏み」
〈帝都探偵絵図〉シリーズ・・・って呼ばれているらしいです。いい本を見つけた!と思いました。里見と礼の関係がとても素敵。ちょっと耽美っぽいのもまた表紙の絵の雰囲気と合っていてそれがまた良くて。
2人が巻き込まれる出来事もミステリ要素満載で本当に素敵でした。里見の家族関係もまた面白い。
毎年1冊ずつ出ているシリーズなので来年も出るのを楽しみにしています。2人の関係もどうなっていくのかな。きゃっ。
第3位 「舟を編む」三浦しをん
辞書を創るのがテーマでそういうものをチョイスするのがさすがしをんさんだなと思いました。
辞書がどうやって作られるのか、なんて考えたこともなかったのでこんなに何十年もかけて作る大変な仕事なんだなと思いました。
出てくる人たちもとても個性的でよかったです。しをんさんらしい素敵な作品でした。
第4位「探偵★日暮旅人の探し物」「探偵★日暮旅人の失くし物」「探偵★日暮旅人の忘れ物」 山口幸三郎
「探偵★日暮旅人の探し物」
「探偵★日暮旅人の失くし物」
「探偵★日暮旅人の忘れ物」
初読み作家さんでした。シリーズものなのですが根本にある謎がずっと解明されなくてずっとやきもきしている本でもありました^^;
主人公の日暮旅人は視力以外の機能がまったくなく、それでも人のために自分の能力を使って解明しようとするとてもいい人。
でも、そのいい人の謎がまだわからずにドキドキしている状態です。第4弾が最終巻なのですが私はまだ読めていないんです。読んでからランキングにしろって話ですが^^;
今年は今年読んだ本ということで3冊ともとても面白かったので入れました。第4弾を早く読みたいです。
第5位 「ゴーストハント」シリーズ 小野不由美
1巻目へ飛びます。小野さんの作品を読むのは本当に久しぶりでした。この作品は過去の作品のリライトですが、20年くらい前の作品とは全く思いませんでした。
面白くて怖くてはまりました。この本も4位のシリーズと同じく最終巻だけまだ読んでいません^^;こちらは来年早々に読めると思いますが。
こちらも謎な部分が謎のままなので早く最終巻を読みたいと思っています。
小野さんといえば十二国記シリーズ!来年こそは新しいものを読みたいなと思います。
第6位 「妖怪アパートと幽雅な日常」シリーズ 香月日輪
こちらも1巻に飛びます。職場の同期の女の子にずっと勧められていたのだけど積読本が多くてなかなか読めずにいました。でもようやく1冊目を読んでから一気読み。
本当に面白かったです。児童書というジャンルなので軽く読めるのかと思ったら意外とテーマが重くてびっくり。そしてそれは自分に置き換えてもいろいろ考えさせられることが多かったです。
「君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」という龍さんの言葉は私の支えにもなっています。
で、9巻までは今年のベスト3に入っていたのです。でも10巻を読んでちょっといろいろ想定外だったので、6位になりました。
第7位 「ツナグ」 辻村深月
今年たくさんの本を出されましたがその中で1番好きだったのがこの作品でした。
連作短編集になっていますがどの作品も素晴らしく、またツナグの役割を継承した少年が本当に素敵ないい子でした。
辻村さんらしい心をえぐられるようなイタイ部分もあったけど、それもまた心地いい、そんな作品でした。
最近出された「ネオカル日和」も捨てがたかったのですが。小説を選びました。
第8位 「県庁おもてなし課」 有川浩
有川さんのベタ甘にはいつも癒されてます。私のような枯れた腐女子でも恋愛したいと思わせてくれる…。
この本はベタ甘ももちろんですが地域活性化を目指す職員たちがとてもリアルでだんだん活気が出てくる県庁おもてなし課の過程を見ていくのもとても面白かったです。
そして恋愛に関しても今回は満載で^m^とてもよかったです。
また、この本の印税を初版も重版したものも全部東日本大震災の義援金として寄付するという有川さんの男気(女性ですけど^^;)に更に惚れ込んだ次第です。
第9位 「情景☆カトマンズ」 宮木あや子
宮木さんの本は数冊しか読んだことがなかったのですがこの本はとても好きな作品でした。
主人公の2人が29歳ということで同世代。結構ぶっ飛んでいる2人だったのですが根底にある悩みや想いに共感できるところがとてもありました。
こういう同世代が出てくる作品で今まで読んだ中で1番共感できたんです。
まあ、2人には彼氏ができて結局彼氏ができるのか。ちぇっ。って思わなくもなかったですけど^^;
第10位 「黒猫の遊歩あるいは美学講義」 森晶麿
初読み作家さん。第1回アガサ・クリスティ賞受賞作です。まず装丁が可愛らしくて好み。
そして登場する探偵役の黒猫と助手役のわたしの関係もなんだか可愛らしい。
ポーの作品に絡めてミステリが展開されるというのがとても新鮮で読む手が止まりませんでした。これから気になる作家さんです。

以上、ランキングでした。あくまで独断と偏見ですのでご了承ください。
今年の読書の特徴としてはシリーズものをたくさん読んだことかなと思います。
ゴーストハントに妖怪アパート、天才探偵senにキノの旅(まだ4冊しか読んでいないけど…)など。あと東川篤哉さんの本を怒涛のように読んでコンプリートしたのも楽しかったな。(謎解き〜2は順番待ちだが)
来年もたくさんの本と出逢えたらいいなと思います。
そしてこんな拙いブログですが来年も来てくださると嬉しいです。

以下、今年の反省諸々です。
とても長くなっちゃったので読まなくていいです^^;
今年の出来事を少し振り返ろうかなと思います。
まずは読書諸々について。
まさか1年でこんなに読むとは思いませんでした。11月は32冊読んでいました。以前200冊を目標にして読んだときは203冊読んで大変だったと思っていたのに。おかしいな。
図書館に勤めていると本が目に入ってきちゃうので・・・。読みたい本がひたすら増えて困ります。
でも、本のランキングを立てる時に自分のブログを1年分見直して、こんなに読んだんだなと振り返ることができてやっぱり本をたくさん読めて良かったと思いました。
私の勤めている図書館を利用している方は本当に老若男女みなさん読書家だと思います。
こんな作家さんがいらしたのね!と発見することが多々あります。
転職して3月で丸2年になります。いやはや早いです。
まだまだ先輩に頼っているところもたくさんありますが、今の仕事がやっぱり楽しいのでずっと続けていきたいなと思います。
(あとは給料がもうちょっと上がってくれれば・・・ぼそっ←)
来年はもうちょっと仕事をちゃんとこなせるようになりたいなぁ。
そして年末に大量に予約本が来て今せかせか読んでいます…。おっつかない〜。

そしてV6について〜。
今年は本当に例年以上にV6に愛情やらお金やら^^;を費やした1年だったなと思います。
気が付けば2月にゾロと金閣寺を観るために横浜へ行き、8月はVコンで神戸、10月は同じくVコンで横浜、11月はラブリーベイベーを観に東京へ行きました。
どんだけ!改めて振り返ってびっくりしたわ!
でもその分とってもとっても幸せな時間をたくさん過ごせたので本当によかったです。
V6からたくさんの愛をもらいました。
今までメールのみのやり取りだった皆様ともたくさんお会いすることができました。
みなさんとても良い方々で、同じV6を好きという共通点からお話は尽きなくて、本当に嬉しい1年でした。
来年も、みなさんとお会いしてV6話に花を咲かせることができたらいいなと思います。
早速1月には今年大いに盛り上がったセクバニコンのDVDが発売されますね!さらに剛君の大河にイノッチのドラマ!
更に更に2月には新曲リリース!(某グループとまたかぶってるけど…←根に持ってる人)
小心者のV6ファンはたくさん情報が入るとこんなにたくさん良いの?とちょっと不安にも感じます。素直に喜べ〜!
来年は更に素敵な情報がたくさん舞い込んでくる1年になったらいいなと思います。

ブログも去年訪問者カウントが20万を超え、今は36万近くになっています。
本当にこんな拙いブログを見てくださって、皆様ありがとうございます。
ただ、見てくださっている方が増えたからか私が不甲斐ないからかわからないのですが、気になる書き込みもいただくようになりました。悪口ではないのですが。
その度に勝手に落ち込んでブログに対して悩むことも増えました。
ただ思っていることを書いてるだけなのに。ただ趣味として楽しんで細々とやっているだけなのに。
ただの自己満足のブログなのに、酷い書き方をしないように気を付けているのにどうしてこうやって言われなきゃいけないのかな。とか。ちょっと荒んだり。
明らかに私が悪かったこともありました。それはご指摘いただいて良かったと思います。
でも見る方のことが気になってどんなことを言われるんだろうって考えたら怖くて、何を書いていいのかわからなくなりました。自分のブログなのに、見るのが怖くなりました。
ブログを止めようかとも少し思いましたし、V6のカテゴリをなくそうかなとも考えました。
でも、今まで書いていなかったらこんなにたくさんの方とお話しさせていただいて、お会いする機会なんて絶対にありませんでした。
そんな細かいところまで読んでくださっているの?とびっくりしたと同時にとてもうれしい書き込みをくださった方もいました。
チケットがたくさん残ってしまって大変だったときはみなさん書き込みをしてくださり、買ってくださいました。
言葉足らずだった私の書き込みに対して相手へフォローする書き込みをしてくださった方もいました。
CDが出たとき、舞台やコンサートが決まった時、記事を書くことで書き込みの中で一緒に喜びを分かち合うことがたくさんありました。
そう振り返ってみるとブログを通していろんな方とお話できてとても楽しくて、幸せだったのでやはりブログはこのまま継続して続けようと思いました。
打たれ弱くてだめな私ですみません。
これからも自分の思っていることを素直に書いていけたらいいなと思ってます。
ただ人の目が怖いという気持ちが拭えていないのも事実で、素直じゃない部分もあるかも知れませんが。
明らかな間違いはもちろんご意見を賜りたいと思います。
こんな私の拙いブログでよろしければ、来年も見に来ていただければとてもうれしいです。
見に来ていただいてる立場なのに、愚痴ってしまってすみません。
今年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。