本棚探偵の生還本棚探偵の生還
著者:喜国 雅彦
双葉社(2011-08-03)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

こんな時代に無謀な造本!今回は函のなかに2冊入っています。好評の月報は、切ってたたむと「豆本」に変身!七年ぶりに生還した本棚探偵は、さらにパワーアップ。マニアでなくても楽しめる古本エッセイ第三弾。

本棚探偵第3弾です。ようやく追いつきました。
面白かったです。今回は日本全国津々浦々、さらに海外にまで飛んでいます。
でも、どこへ行こうとも向かう先は古書店に古書イベント!徹底してます。
ここまで徹底していたら読んでいるほうも気持ちが良いです。
そして今回は2冊組。初めて聞きましたよ。図書館で本を借りて「こちらの本には本の付録がついていますので一緒にご返却ください」なんて言われたの。
のっけから面白かったです。
滝から無事に生還されて、第3弾の本のタイトルは「帰還」にしようか「生還」にしようかずっと悩んでいました。正直古書マニアではない私はこだわりはよく分かりませんでした^^;面白かったけど。
第3弾まで読んでいると微妙に知ったことも出てきますね。喜国さんは本を並べるときは絶対に出版社で統一する。とか。解説なくてわかるよ〜ってちょっとうれしく思ったり。
「マラ本マン」も面白かったです。本を買うために走るだなんて。
もうよく分かりません^^;私は手に持って走るのが苦手なので無理だなぁ。
でも、距離で言うとハーフ超えてるんですよね。凄い。
台湾旅行のお話も面白かったです。日本語じゃなくてもいいんですね。
向こうの学生さんはたくさん本を読まれるんですね。そんなにたくさんの本が翻訳されているとは。でも、喜国さんも知られていてよかったではないですか。
別冊のほうも面白かったです。
電車読書は面白そうですね〜私もやってみたいです。
でも、私は汽車に乗って外の景色を見るのも大好きなのでできないかもなぁ。
難しいところです。
銀河鉄道999のコスプレまで用意しているなんてさすがですね。
やっぱり腐女子メーテルさんが1番かわいかったです。
第4弾も決まっているんですね。でも「本棚探偵 最後の挨拶」ってことはこれで最後なのかな…。ちょっと寂しい。

〈双葉社 2011.8〉H23.12.7読了