ゴーストハント6 海からくるもの (幽ブックス)ゴーストハント6 海からくるもの (幽ブックス)
著者:小野不由美
メディアファクトリー(2011-09-22)
販売元:Amazon.co.jp
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日本海を一望する能登半島で料亭を営む吉見家。この家は代替わりのたびに、必ず多くの死人を出すという。依頼者・吉見彰文の祖父が亡くなったとき、幼い姪・葉月の背中に不吉な戒名が浮かび上がった。一族にかけられた呪いの正体を探る中、ナルが何者かに憑依されてしまう。リーダー不在のSPRに最大の危機が迫る!

ゴーストハント第6弾です。あと1冊で最後かぁ・・・寂しいな。
今回は僻地に建てられた一つの料亭が舞台。
代が変わるたびにたくさんの死者が出る。本当にたくさん。
あまりにもたくさんの人が登場するし、亡くなるから、どの人がどういう関係なのかってわからなくなりました^^;途中で考えるのをあきらめました。
自分たちが呪いの原因ではないのに、呪われて死に追いやられるなんて、悲し過ぎますよね。
吉見家の人たちは本当にいい人たちだと思いました。切なかったです。
そして、ナルが今回は憑依されてしまうということだったので、物凄くいろんな迷惑なことをするんじゃ・・・って思ったけど、そういう面白い展開はなかったのでちょっと残念でした^^;
冒頭で登場した様々なナルに関する謎は結局何も解決しなかったなぁ。何かわかるかと思ったんだけど。
今回はぼーさんと綾子が大活躍でしたね。
綾子もやっぱりちゃんとした能力を持っている人だったんだ。
次で最後。麻衣の夢の中に登場するナルの謎やサイキックリサーチの謎もちゃんとしっかりわかるんですよね、きっと。楽しみです。
個人的には麻衣と真砂子が仲良くなっていたのが嬉しかった。真砂子が握っているナルの秘密も気になるところですね・・・。
あ、そうそう。この本の表紙は暗い所で見てはいけません。怖くて夜に眠れなくなります^^;ビックリしますよ。

〈メディアファクトリー 2011.9〉H23.11.10読了