読書のチカラ
著者:齋藤 孝
大和書房(2011-05-22)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
高度な刺激社会には、楽しいことも、感動できることも、たくさんあるのに、それでも本を"鏡"として人生を見つめるべき理由とは何か----。
「読書なしの人生はあり得ない」「不安で孤独なときこそ、本を読む絶好のチャンス」と断言する著者の経験と、鋭利な視点を通して、「読書と生きる力はどこでつながるのか」を問い直す試み。
私の勤める図書館がある市民の人は結構本を読んでます。老若男女問わず本を借りていると思います。でも、本を読む人っていうのは減っているんだろうなとは思います。
私は通勤時間が行き帰り合わせて3時間くらいあるのですが、眠気が襲わなければ本を読んでます。でも、周りの人たちはだいたい携帯をいじっていますよね。通話しなきゃ別に良いんですけど、私はもったいないなぁって思っちゃいます。
齋藤さんの言葉は、若干こじつけでは?^^;と思うところもなくはなかったけど(いまどきの若者が打たれ弱いのは本を読んでいないからだとか)それでも、頭はいいのだけど考える力が弱いって言うのは分かる気がします。読解力ですか?
私が言えた義理ではないのですが、それでもなるほどと思います。
齋藤先生が書かれている中で、講義で大学生に課題図書を言っても、なかなか買ったり読んだりし始めない生徒がいると。それが不思議でしょうがないっていう部分があったのですが。
それ、私もすっごく不思議なんです。
私の勤める図書館の近くに大学がいくつかあるのですが、レファレンスで「来週提出なんです」とか「明日締め切りなんです」っていう駆け込みでやってくる人がいるんです。そういう類の図書はあってもたくさんの生徒がいるんですから、本は貸出中でなかったりするんですよね。でも「どうしてないんですか?」みたいに聞く輩もいる。だったら早く借りろっちゅうねん。「それに答え載ってますか?」って聞く人もいるしね。あんたの課題なんか知らんって思うんですけど。
読むにも時間がかかってそこから考えなきゃいけないのにどうしてそんなに遅く動くんだろうって言うのは疑問ですね。
齋藤先生がいろいろな読書法を教えてくれています。
本を読む習慣のない人が何か一つだけでも実践して読む機会が生まれたら良いなぁと思います。
そういえば、齋藤先生がやたらと「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」をオススメしていたのだが^^;読んだ本が良いかな、やっぱり。
〈大和書房 2011.5〉H23.7.16読了
著者:齋藤 孝
大和書房(2011-05-22)
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高度な刺激社会には、楽しいことも、感動できることも、たくさんあるのに、それでも本を"鏡"として人生を見つめるべき理由とは何か----。
「読書なしの人生はあり得ない」「不安で孤独なときこそ、本を読む絶好のチャンス」と断言する著者の経験と、鋭利な視点を通して、「読書と生きる力はどこでつながるのか」を問い直す試み。
私の勤める図書館がある市民の人は結構本を読んでます。老若男女問わず本を借りていると思います。でも、本を読む人っていうのは減っているんだろうなとは思います。
私は通勤時間が行き帰り合わせて3時間くらいあるのですが、眠気が襲わなければ本を読んでます。でも、周りの人たちはだいたい携帯をいじっていますよね。通話しなきゃ別に良いんですけど、私はもったいないなぁって思っちゃいます。
齋藤さんの言葉は、若干こじつけでは?^^;と思うところもなくはなかったけど(いまどきの若者が打たれ弱いのは本を読んでいないからだとか)それでも、頭はいいのだけど考える力が弱いって言うのは分かる気がします。読解力ですか?
私が言えた義理ではないのですが、それでもなるほどと思います。
齋藤先生が書かれている中で、講義で大学生に課題図書を言っても、なかなか買ったり読んだりし始めない生徒がいると。それが不思議でしょうがないっていう部分があったのですが。
それ、私もすっごく不思議なんです。
私の勤める図書館の近くに大学がいくつかあるのですが、レファレンスで「来週提出なんです」とか「明日締め切りなんです」っていう駆け込みでやってくる人がいるんです。そういう類の図書はあってもたくさんの生徒がいるんですから、本は貸出中でなかったりするんですよね。でも「どうしてないんですか?」みたいに聞く輩もいる。だったら早く借りろっちゅうねん。「それに答え載ってますか?」って聞く人もいるしね。あんたの課題なんか知らんって思うんですけど。
読むにも時間がかかってそこから考えなきゃいけないのにどうしてそんなに遅く動くんだろうって言うのは疑問ですね。
齋藤先生がいろいろな読書法を教えてくれています。
本を読む習慣のない人が何か一つだけでも実践して読む機会が生まれたら良いなぁと思います。
そういえば、齋藤先生がやたらと「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」をオススメしていたのだが^^;読んだ本が良いかな、やっぱり。
〈大和書房 2011.5〉H23.7.16読了