私たち図書館やってます!―指定管理者制度の波を越えて―著者:NPO法人 本と人とをつなぐ「そらまめの会」
南方新社(2011-04-01)
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図書館が街の宝になった――。 ごく普通の街の図書館に指定管理者制度の導入が決まった。そこに、これを機会にもっと盛り上げたいと願うボランティアが名乗りを上げた。それから4年、図書館はがぜん息を吹き返した。スタッフの司書魂が次々に新機軸を繰り出し、イケてる図書館を演出する。
図書館の価値がどんどん下げられていって、どんどん民間委託されていっている昨今。私の勤める図書館は指定管理者制度ではありませんが、いつそうなるかといつもドキドキしている日々です。
民間で出来る事は民間へとかっこいい事を言ってますけど、要は経費削減ですからね。
サービスと言う面では民間の方がと言う声もありますが、お店のサービスと図書館のサービスはまた別だと思います。
民間委託によって、図書館の横のつながりもちょっと希薄になっている部分も仕事をしているうえで分かったりもします。
そんな図書館と司書と言う仕事があんまりいい評価を得られていない今、この本の舞台となる指宿図書館は凄いです。
もともと人があまり来なかった図書館を、数年で変えたのですから。
やっぱり人ですよね。人が変わればまた、人の意識が意欲が変われば図書館も変わる。それがもの凄く分かりました。
職員が動いて図書館内での活動も、図書館外での活動も積極的に行っていて、協力し合っているのが良いなと思います。
図書館と地域が密着できれば、本当にいろんなことが出来ると思うんですよね。お子さんからお年寄りまで皆さんが自由に使える場所ですし。
考えさせられる本でした。この本を読んで、この図書館へ行きたい!と強く思いました。
〈南方新社 2011.4〉H23.6.4読了

