おしまいのデートおしまいのデート
著者:瀬尾 まいこ
集英社(2011-01-26)
販売元:Amazon.co.jp
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オススメ!
「おしまいのデート」
彗子は月に1度祖父と会うことになっている。両親が離婚し、母に引き取られて始めは父親と会っていたのだが、父親が再婚したため、代わりに祖父が来るようになった。もうじき母も再婚をするため、今日で祖父に会うのは最後だとおもっていた。
「ランクアップ丼」
三好は高校の頃悪さばかりしていた。隣のクラスの担任上じいは、何故か悪さをすると卵丼を奢ってくれた。就職してからは、代わりに三好が上じいに奢るようになった。上じいは次で自分が奢った数と一緒になるため、次が最後だと言った。
「ファーストラブ」
広田はあまり話したことのない宝田に今度の日曜に出かけないかと誘われる。デートのような誘いだが、それは女性だったらの話だ。
「ドッグシェア」
私は結婚と離婚を経験し、強くなったと思う。会社帰りに捨てられている犬を見つける。餌をあげるようになるのだが、いつも中華料理が置かれていた。これは犬に良くないと張り紙をつけてやめるように伝える。すると翌日、学生らしき男性がその犬の前にしゃがんでいた。
「デートまでの道のり」
祥子は保育士だ。勤める保育園に毎日やってくるカンちゃんと祥子はどうも馴染めていないような気がする。それは、カンちゃんの父親と付き合っていることをカンちゃんが気付いているのではないかと不安に思う。

面白かったです!久しぶりに瀬尾さんの作品を読みました^^
すらっと読める作品でしたが、どの作品もいいです。素敵。
特に好きだったのは「ランクアップ丼」です。不良もどきの三好と上じいの食堂での関わりが本当に可愛らしかったです。こういう先生がいてくれたら、生徒ももっと素直になれるんじゃないかなと思いました。そしてラスト。久しぶりにうるっとしました。予想はしていたけど、読んでいて悲しくなりました。
「ファーストラブ」も面白かったです。また、読んだ後だとタイトルがおかしくて良いですね^^こういう形での男の友情も素敵だなと思います。
あ〜。やっぱり瀬尾さんは良いですね^^
こころがほっこりとしました。

〈集英社 2011.1〉H23.2.27読了