もうすぐ2010年も終わりますね。
年を重ねるごとに1年1年が早く感じます。危険ですね~^^;
1日1日を大切に生きていかねば。
と言う事で、今年も独断と偏見のベスト10を決めたいと思います。
1日早いですが、大掃除に追われて読む気配がないので^^;
今年は175冊読みました。
1月から4月までは月に10冊も読んでいなかったんですけど、やっぱり図書館に就職すると、恐ろしいですね^^;次から次へと本が舞い込み、11月は22冊読んでいました。ひえ~
でも、本を読むことは大好きなので良いのですが。
来年も、追い詰められない程度に読んでいこうと思います。
と言う事で、ランキングです~。1作家1冊もしくは1シリーズにしてます。
第1位「東京バンドワゴン」シリーズ 小路幸也
「東京バンドワゴン」
「シー・ラブズ・ユー」
「スタンド・バイ・ミー」
「マイ・ブルー・ヘブン」
「オール・マイ・ラビング」
すみません・・・1冊に絞れませんでした。今年初めて小路さんの作品を読んで、はまりました。このシリーズもずっと読んでいなかったことを後悔しました^^;そしてあっというまに5冊読破です。何て素敵な家族なのでしょう。みんな少しずつ歳をとって、家族も増えて微妙に変化があって、それが良いんだと思います。ずっと続いてほしいシリーズです。
第2位 「和菓子のアン」坂木司
坂木さんの作品は悪い人が登場しなくて、みんな味方になっていくのが良いです。アンちゃんが本当に可愛くて、癒されました。和菓子のいろんな知識も織り交ぜられていて良かったです。椿店長も立花さんも桜井さんもみんな個性的で素敵でした^^微妙に他の作品とリンクしているのも良かったです。
第3位 「バイバイ、ブラックバード」伊坂幸太郎
去年出た作品がどうも好みじゃなくて、ずっと伊坂さんはこういう路線でいっちゃうのかなと思ったら、今年出た作品はどれも伊坂節が出ていて戻ってきたと思って嬉しかったです。その中でもこの1冊。彼女5人とのそれぞれの関わりが何だかとてもいとおしく感じました。いや、5マタは絶対にダメだけど。
第4位「神様のカルテ」「神様のカルテ2」夏川草介
「神様のカルテ」
「神様のカルテ2」
現役のお医者さんが書かれているからか、地域医療の現状がリアルに伝わってきました。医師の過酷な労働状況を読んで驚き、それでも従事して治療に専念する医師たちがかっこよかったです。入院患者たちとの関わりも良かった。イチ先生とハルの夫婦もとても素敵で。もう1も2もどちらも大好きです。
第5位 「四十九日のレシピ」伊吹有喜
伊吹さんの作品は初めて読みました。大きく話題になる前に読んだので、良い作家さんを見つけた!と思ったのですが、どんどん話題になり、ドラマ化もされるそうですね^^;でも、そうなるのが分かります。家族の「死」と向き合うことで自分の未来も見つめなおす。それが重たいけど自分も知ることが出来てよかったかなと思いました。
第6位 「キケン」有川浩
青春小説ですね~良かったです。あまりに非現実的な部分も無きにしも非ずでしたけど^^;それでも大変でも楽しそうで、男の友情って熱くてかっこよくて羨ましいなと思いました。あの黒板の文字は、私は地下鉄に乗りながら読んでいたのですが、泣きました。あれは卑怯ですよ~
第7位 「空想オルガン」初野晴
ハルチカシリーズ第3弾です。このシリーズは毎回楽しみでしょうがないです。みんなが少しずつ成長して大きくなっていっているのが分かります。ミステリ要素もすばらしいです。まだまだ続きそうなので嬉しいです。次はいつ出るのかな。
第8位 「小さいおうち」中島京子
昭和初期の時代背景が素晴らしかった。まるで一緒にその時代を生きているようでした。タキの生きた時代を近くで見ているようでした。人と人との関わりが良かったです。最後の真相は驚きました。
第9位 「ばら色タイムカプセル」大沼紀子
大沼さんの作品は2冊目ですが、どちらも好きです。今回の作品は、突拍子もない設定でしたけど、奏の成長が見れて、読んでよかったと思いました。老人ホームの人たちもなかなか個性的で面白かったです。どんどん素敵な作品を書いていっていただきたいなと思いました。
第10位「理由あって冬に出る」「さよならの次にくる〈卒業式編〉」「さよならの次にくる〈新学期編〉」 似鳥鶏
「理由あって冬に出る」
「さよならの次にくる〈卒業式編〉」
「さよならの次にくる〈新学期編〉」
似鳥さんは初めて読んだ作家さんでした。この3部作しか著作はないんでしょうかね?
簡単に言うと学園ミステリなのですが、そのミステリが逸脱なのです。面白かった。
助手役の葉山君の報われなさもまた面白いです^^
このシリーズの続きでも、新作でも、また似鳥さんの作品を読みたいと思いました。

今年もたくさんの本を読めて幸せでした。今年は小説だけではなく、実用書?までは行かないかもですがジャンルを問わず、いろんな本を読んだ気がします。
初めて読んだ作家さんの本もありました。1番はやはり小路さんですね。小路さんの本を今まで読んでいなかっただなんて!来年はもっと読んでいきたいなと思います。

そして今年あった出来事を少し・・・。
1番の私の大きなニュースは転職した事でした。前の仕事を辞めて、図書館司書になって早8ヶ月。まだまだ修行は足りませんし、いろいろありますが、楽しく仕事をしています。
司書の先輩方もとても良い方ですし、話も合いますし、私には天職だったのかなと思います。
ここ数年ずっと愚痴ってばかりだったので、ご心配をおかけした方々に良いご報告が出来たのかなと思いました。
それから、ブログを通してV6大好きな方々とたくさん出会えたことが、今年は大きかったです。
今までは情報は自分ひとりで調べて得ていましたし、舞台やコンサートもほぼ1人で行っていたのですが、嬉しさ楽しさを共有できる人がブログでもリアルの世界でもたくさん出来て本当に嬉しい年でした。
今年は、ここ数年の中で1番良い年だったかなと思います。
来年は、もっともっといい年になると良いな^^
私がいい年に感じると言う事は、V6にとってもいい年だって言う事です^^
今年はメディアに翻弄された年でもあるけど、それでも幸せをいっぱい感じた年でもありました。来年は、もっともっと幸せになれると信じてます^^
今年は皆様大変お世話になりました。
来年もきっと変わらずこんなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。