日本史のおさらい (おとなの楽習)日本史のおさらい (おとなの楽習)
著者:山田 淳一
販売元:自由国民社
発売日:2008-05-01
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

創刊! 大人のための新しい教科書シリーズ。
中学レベルをさらりとおさらいしませんか?
日本史は、暗記するだけの科目だと思っていませんでしたか?

おさらいシリーズ。2冊目は日本史です。
昨日も日本史の本を読みましたが、またちょっと違いました。
同じ日本の歴史でも、注目する部分が違ったりするのは面白いですね。
今回は文章が多くて、教材っぽく感じました。
でも、おさらいっていうよりは、それよりももっと食い込んで話をしている気がします。
和同開珎が日本最古のお金だって習ってましたけど、私の高校入試の直前に富本銭っていうのが出てきたんですよね。入試に出ちゃって大変だったんだから。
でも、富本銭は結局占いなどでしか使われなかったようで、結局流通したって言うので最古は和同開珎のままみたいですね。
・・・っていう、私が習った部分より補足がついているものが多かった気がします。
それはそれで、そうなんだ!って勉強になるので良いんですけどね。
それから、歴史上の人物1人をピックアップしてその人がどんな活動を行ってきたのか説明されているのも面白かったです。
それも、習ったところ以外の部分もあったりして。
秀吉の奥さんのねねが秀吉が亡くなったら徳川側についてたのとか、知らなかったから驚いたり。
日本史はいろんな説が残っていたりするから面白いですよね。

〈自由国民社 2008.5〉H22.8.3読了