ゲゲゲの女房
ゲゲゲの女房
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巨人・水木しげると連れ添って半世紀。赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、そして幸福とは何かを語る現在…
常に誰よりも身近に寄り添っていた妻がはじめて明かす、生きる伝説「水木サン」の真実!
布枝夫人にとって、夫と歩んだ人生とは、どんなものだったのか…!?
水木しげる夫人が、夫婦の半生を綴った初エッセイ。

今回のクールで私が見ているドラマは「ゲゲゲの女房」のみです。
このドラマは決まった時から見たいと思っていました。
私は水木先生のマンガは見たことがなかったですが、あんな有名なマンガを描かれる夫を持つ奥さんはどんな方だったのかと気になっていました。
松下奈緒さんも、向井理さんも、好きな俳優さんですし。
ドラマが入る前に、水木先生のことを特集しているテレビ番組を見ました。
その時、初めて片腕がないことを知りました。極貧生活があったことも、そのときに知りました。
始めから順風満帆だったとは勿論思っていませんでしたけど、大変だったんだなぁと、見ていて思いました。
そしてドラマが始まり、いいタイミングでこの作品も読めました。
もうもう、大変どころではなくて本当に、言い方は失礼なのかもしれませんが、生きるか死ぬかっていう生活を送られていたなんて。
ビックリでした。
水木先生も凄いですが、1度も別れたいとか、離れたいと思わずに半世紀近くも支え続けている奥さんも素晴らしいと心の底から思います。
この作品の最初は、ご夫婦の写真が載っています。
とっても表情が素敵で、お二人ともかわいいんです。
たくさんの苦労を乗り越えたからこそ表現される表情なのかなと思いました。
この作品を、読めてよかったと思います。
そして、ドラマはまだまだ続きます。
ドラマも、段々夫婦っぽくなってきて、2人が本当にかわいいんです。
ドラマの展開も気になります。

〈実業之日本社 2008.3〉H22.5.16読了