お菓子手帖
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金花糖、動物ヨーチ、クリーム玉、地球モナカ……
時代を彩る駄菓子から、エキゾチックな洋菓子、伝統の和菓子まで、ナガノマユミの自伝小説にもなっている、すべてがお菓子でできた甘く懐かしい物語。
エッセイ本です。長野さんって、素敵な歳のとり方をされてるなぁと、失礼ながら思いました。
本当に、お菓子に囲まれた生活を送られていたんですね。
買い与えられたって言う意味ではないです、念のため。
家系が甘党ということもありますが、長野さんがいろんな世代ごとにいろんなお菓子を食べる食べる。
買い食いしまくっているのです。いいないいな。
そして丁度バブルの頃に20代。それもまたちょっと羨ましい。私が生まれた頃の事だから、私は不況の時代しか知りません。
読み終えた後に、何もお菓子を食べていないのに、口の中が甘ったるくなった気がします。何か甘いものが食べたくなりました。
宮沢賢治の話がちょっと出たのも嬉しかった。
長野さんはバターが苦手らしい。
六花亭のマルセイバターサンドがダメらしい。私は大好きなんだけどな。小さい頃、レーズンが苦手だったけど、これは食べられましたし。詰め合わせがあったらまずこれを取ります。あと霜だたみ。
〈河出書房新社 2009.6〉H22.2.10読了
私も六花亭の詰め合わせなら、バターサンドは独り占めしたいぐらい大好きです!あれ美味しいですよねぇ〜何というか、夢のある味わいだと・・・♪
バブル期・・・高校〜大学(地味学生)時代でした(笑)。確かにあんな勢いの時代でしたねぇ。全然波に乗れずじまいでしたが・・・(^_^;)。