鷺と雪
「ベッキーさん」シリーズ最終章!女子学習院に通う士族令嬢・花村英子と女性運転手〈ベッキーさん〉が活躍するシリーズも、第3弾。
ついに完結。昭和10年秋、廉価で操作が簡単なカメラ〈オリムピック〉が発売され、英子の級友たちもこぞって手に入れた。
だが小松子爵家の千枝子が初めて撮影した写真の中に、日本にいるはずのない婚約者が写っていたという。
英子はその謎を解決できるのか?
そして年も明けた昭和11年の、ある雪の朝。
英子は運命の電話をかけてしまう……。
時の歯車が動くように、人はただその道を歩むのみ。切なくも劇的な、シリーズの幕切れです。
しまった・・・この本はシリーズものだったのか。
しかも最終シリーズなんて。あぁ・・・失敗した。
それぞれの謎は面白かったです。
英子もちょっと世間知らずなお嬢様っぽい所もあるけど、聡明で好奇心が旺盛で、好感が持てました。
ベッキーさんも素敵ですね。ベッキーさんに何があったのか、他のシリーズを見れば分かりますよね。
第1弾から読んで、もう1度読み返したいです。
〈文芸春秋 2009.4〉H21.8.8読了
この本は読んでたのですが、
記事読ませてもらってびっくりです。
ベッキーさんシリーズの最終章だったんですか、思わずネットで調べて、え〜、という感じです。
結構好きなシリーズだったんで残念です。
1ヶ月前に読んだ記憶では最後って感じじゃなかったよな、、、
ただ北村薫は好きなのですが、この本で直木賞というのは微妙です。
私(円紫さん)シリーズ、時の3部作のスキップ(オイラの一番好きな作品)の方が全然いいよな〜
あっ、ベッキーさんシリーズでは2番目が好きです。