
架空の球を追う
やっぱり罠にはまった。そんな気がする。
ふとした光景から人生の可笑しさを巧妙にとらえる森絵都マジック。
たとえばドバイのホテルで、たとえばスーパーマーケットで、たとえば草野球のグラウンドで、たとえばある街角で…
人生の機微をユーモラスに描きだすとっておきの11篇。
森さんは女性の視点をかかれるのが上手いですね。
共感って言うのとはまた違うんですけど、分かる分かるって頷けるんです。
って事は共感してるのかな。自分はしないけど、気持ちはわかる。みたいな。
私が好きだったのは「ハチの巣退治」と「パパイヤと五家宝」と「ドバイ@建設中」ですかね。
私は毎度言っていますが、こういう大人な作品も好きなんですけど、昔のような児童書という分類の作品も、読みたいなぁと思います。
もうかかれないのでしょうか。
〈文芸春秋 2009.1〉H21.4.13読了
全く同じ感想です
最近、貴女の感想にある「オススメ」本ばかり読んでいます
良いですね〜どれも心に染みてきます
あ〜本っていいのに…改めて本の素晴らしさに気付かされます
「オススメ」に感謝!
毎日、此処に来て過去からの感想を読むのが楽しみです
ただこのペースで読むのは大変ではないですか?
応援しているので無理しないで永く続けて欲しいなって個人な思いです
頑張り過ぎないように…頑張って