年下の男の子
銘和乳業勤務のわたし(川村晶子)は37歳にしてマンションを購入。
契約翌日、新製品の健康ドリンク「モナ」の宣伝用フリーペーパーをめぐってとんでもないトラブルが発生。
肝心の価格欄が空白のまま刷り上ってしまったのだ。
配布を翌日に控え、徹夜で空白部分にシール貼りをするしかない。
担当者のわたしは、ピーアール会社の23歳の社員・児島くんと夜を徹してのシール貼り作業を敢行。
なぜか二人は話が合ったのだが…。
面白かった!もう2人の展開が気になって気になって、あっという間に読んでしまった。
じれったかったのう…。悩むな!いけ!と思うのは、私がまだ児島君と同じくらいの歳だからなのかな。
いいな〜。恋したいなぁ。私も恋がしたい。
やっぱり前に行かなきゃいけないのかしら。う〜ん。どうすれば?
私14歳上でも大丈夫。だって坂本君と1コしか違わない(何でそうなる)
男女逆だからかな、そう思うのは。
自分が同じ立場だったら…う〜ん…想像つかない。
多分、歳上はあっても歳下はなさそうだから。年齢差関係なく。
二人は第三者から見てお似合いだと思ったけどな。
児島君の真っ直ぐなところ、好きです。
でも、メール攻撃は若いですねぇ。あんなに瞬時にメールなんて返せない。
でもでも、晶子の誘う口実を考える所とか、付き合っていても不安になって別れることを考えてしまうって言うのは、気持ちが分かりました。
どうして私と、付き合ってくれているんだろう…って、自分に自信がないと考えちゃう時があるから。
そんな事を考えないで、恋愛は今を楽しめば良いのにって、思うんですけどね。
言うのは簡単なんです。言葉にするのは。
最後の突拍子もない晶子の行動はビックリしたけど、ほっとしました。
振られて実家で引きこもってる児島君がまた可愛かったです。
〈実業之日本社 2008.5〉H21.1.5読了
いま丁度、同じ五十嵐貴久さんの
(誘拐)を読んでいます。
(年下の男の子)、
あっという間に読めるとは、
こちらもおもしろそうですね。
今年も面白い本に巡り会いたいですね。
本年もどうぞよろしく。