はなうた日和

こどももおとなも人生はハプニングづくし。
東京・世田谷線沿線を舞台に描く、ささやかな変化と希望の物語8編。
『笑う招き猫』の著者による、待望の小説すばる新人賞受賞後第一作。

山本さんの作品、アンソロジー以外は初めて読みました。
ナツイチのコメントが気になって。
面白かったなぁ。どの作品もとってもかわいらしくてあったかかった。
短編集なのですが、微妙に共通したアイテムやら人が登場するのがまた面白いです。
想像してた未来が思っていたものと違っても、自分の頑張り次第で悪くない未来に変わることができるのかも…。
なんて、思ったりしました。
好きだなぁ。これからも読んでいきたい作家さんですね。

〈集英社 2005.7〉H20.8.26読了