
第一留置室で繰り広げられるおかしな謎解き合戦。
必ず最後に真相に辿り着くのは、誰よりも胡散臭いマサカさん!?
留置場版日常の謎(?)など愉快な五編を収録した連作ミステリ。
何度も借りてるのですが、ずっと読まずにいた作品でした…。
面白かったですね、留置室の人たちが織り成すミステリ。
ワイ、マサカ、ノブ、デンと、ちょっと変わった名前の人たちが登場。
連作短編なのですが、どの事件もマサカさんがきっかけを出しているんですよね。
最終的に正体は分かるのですが、何とも終わり方がシュールと言うか悲しいと言うか…^^;
蒼井さんっぽい感じです。
〈東京創元社 2006.12〉H20.8.12読了
蒼井さんといえばやっぱりシュールですよね。
読み手を選ぶっていうか。
この作品は自分的にはどうかな〜?という感じでしたが、
やはりシュールさは蒼井さんらしかったです。