語り女たち (新潮文庫 き 17-10)
オススメ!
海辺の街に小部屋を借りて、潮騒の響く窓辺に寝椅子を引き寄せ横になり、訪れた女の話を聞く—さまざまな女が男に自分の体験を語り始める。
緑の虫を飲みこんだという女、不眠症の画家の展覧会での出来事、詩集で結ばれた熱い恋心、「ラスク様」がいた教室の風景。水虎の一族との恋愛…
微熱をはらんだその声に聴きいるうちに、からだごと異空間へ運ばれてしまう、色とりどりの17話。
不思議な作品でした。
17人の女性の話ですが、どの作品もリアルだけど何処か幻想的で、魅力的な作品ばかりです。
さすが北村さんです^^久しぶりに読みました。
こんな不思議な体験、出来たらいいな。
特にすきなのは「緑の虫」「笑顔」「海の上のボサノヴァ」「梅の木」ですかね。
「笑顔」は唯一ラストが読めたのですが、やっぱり良いなと。
〈新潮社 2004.4
2007.4〉H20.7.9読了
オススメ!
海辺の街に小部屋を借りて、潮騒の響く窓辺に寝椅子を引き寄せ横になり、訪れた女の話を聞く—さまざまな女が男に自分の体験を語り始める。
緑の虫を飲みこんだという女、不眠症の画家の展覧会での出来事、詩集で結ばれた熱い恋心、「ラスク様」がいた教室の風景。水虎の一族との恋愛…
微熱をはらんだその声に聴きいるうちに、からだごと異空間へ運ばれてしまう、色とりどりの17話。
不思議な作品でした。
17人の女性の話ですが、どの作品もリアルだけど何処か幻想的で、魅力的な作品ばかりです。
さすが北村さんです^^久しぶりに読みました。
こんな不思議な体験、出来たらいいな。
特にすきなのは「緑の虫」「笑顔」「海の上のボサノヴァ」「梅の木」ですかね。
「笑顔」は唯一ラストが読めたのですが、やっぱり良いなと。
〈新潮社 2004.4
2007.4〉H20.7.9読了
苗坊さんが好きだという「梅の木」
内容を忘れてしまってたんで、今日図書館で読んできました。
ぞくっとして、じわっときました。
こんな印象的な作品なんで忘れてたんだろう・・。
ほんと、体ごと異空間へ運ばれてしまう感じでした。