星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

雪に閉ざされた山荘。
ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。
交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で次々と起きる殺人事件……。
果たして犯人は誰なのか!?
あくまでもフェアに、読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理。

倉知作品は本当に好きです。
今回も500ページくらいありましたが一気読み。
主人公の杉下は広告会社の制作部にいたのですが、あることがきっかけで星園という有名人の付き人をする事になる。
星園が招かれたのが人里はなれた避暑地。
冬場は人が来ないため、人を集める計画を立てるために集められた人たち。
女子大生も2人いるのですが、こいつらがムカつくムカつく。
一緒にいたら殴ってやりたい。女の敵じゃ。
殺人事件が起きるのですが、奴は怪しいと思ってたんですよね。
やっぱりそうだった。
杉下は何だか頼りなさそうだけど、仕事もできそうだし、何だかいい奴って言う印象かな。
ラストは色々気になるところで終わっているので、頭の中で想像してます。

〈講談社 1999.8〉H20.6.17読了