隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (カッパ・ノベルス)
宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』には、幻の第五次稿が現存していた。
しかも、その原稿には賢治が発見したダイヤモンドの隠し場所が記されていた…。
妻と子供が誘拐された!童話作家修業中の中瀬研二は残された手がかりをもとに、誘拐犯の思惑を探る。
妻・稔美は、宮沢賢治研究家だった父親からダイヤモンドの在処を知らされていたようだ。
誘拐犯たちに先回りして家族を救出するため、研二は賢治童話を読みはじめる。
深淵で謎めいた作品世界の、奥底に隠された暗号とは!?
いや〜…凄いです。鯨さん。やっぱり鯨さんの作品はこういうほうが良いです。
宮沢賢治、好きなのでタイトルに惹かれて購入。
そして早数年…ずっと読んでいませんでした^^;
夫婦喧嘩から始まったのに、いきなり誘拐、監禁ですからビックリ。
最初は頼りなさそうな研二だけど、だんだん鋭くて逞しくなっていくんだよね。
奥さんを助けようとする姿はかっこよかったです。
どんでん返しもあり、最後まで気を抜けません。
そして何よりも凄いのが、宮沢賢治の作品が本当に細かく描かれ、作品の中に反映されている事ですね。
宮沢賢治の作品は小学生の時に習ってから、好きになって色々調べたり作品を読んでいたりしていたんです。
自分の中では結構詳しいつもりだったのですが、そんなもんじゃないですね。
文章の解釈まではいたってませんでした。
鯨さんの解釈が真実だと思ってしまうくらい、凄いです…
非現実的な部分もあるのですが、納得できるんです。
素晴らしいです。鯨マジック。どんどん読んでいきたいです。
〈光文社 1999.6〉H20.5.16読了
宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』には、幻の第五次稿が現存していた。
しかも、その原稿には賢治が発見したダイヤモンドの隠し場所が記されていた…。
妻と子供が誘拐された!童話作家修業中の中瀬研二は残された手がかりをもとに、誘拐犯の思惑を探る。
妻・稔美は、宮沢賢治研究家だった父親からダイヤモンドの在処を知らされていたようだ。
誘拐犯たちに先回りして家族を救出するため、研二は賢治童話を読みはじめる。
深淵で謎めいた作品世界の、奥底に隠された暗号とは!?
いや〜…凄いです。鯨さん。やっぱり鯨さんの作品はこういうほうが良いです。
宮沢賢治、好きなのでタイトルに惹かれて購入。
そして早数年…ずっと読んでいませんでした^^;
夫婦喧嘩から始まったのに、いきなり誘拐、監禁ですからビックリ。
最初は頼りなさそうな研二だけど、だんだん鋭くて逞しくなっていくんだよね。
奥さんを助けようとする姿はかっこよかったです。
どんでん返しもあり、最後まで気を抜けません。
そして何よりも凄いのが、宮沢賢治の作品が本当に細かく描かれ、作品の中に反映されている事ですね。
宮沢賢治の作品は小学生の時に習ってから、好きになって色々調べたり作品を読んでいたりしていたんです。
自分の中では結構詳しいつもりだったのですが、そんなもんじゃないですね。
文章の解釈まではいたってませんでした。
鯨さんの解釈が真実だと思ってしまうくらい、凄いです…
非現実的な部分もあるのですが、納得できるんです。
素晴らしいです。鯨マジック。どんどん読んでいきたいです。
〈光文社 1999.6〉H20.5.16読了