鴨川ホルモー

このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。
葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。
腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。
このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」
「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」
戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。
恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。
都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。
前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!

はい〜やっと読めました。
と言いますか、1度挫折したんです。どうも文章がなじめなくって。
ですが、「鹿男あをによし」を読んですっかり万城目ワールドにはまりまして、再挑戦を決意しました。
始めは読みにくさも感じて、読むのに時間がかかったのですが、やはりはまりましたね。
読めてよかったです。
いろんな恋愛模様も垣間見え、やっぱり恋愛小説に行き着くのね。と嬉しくなったり。
芦屋の人間性は最低でしたね〜。私もこんな奴を追っかけまわすほど好きな早良さんがわかりません。
だからといって安倍にしなよ!と、最初の段階では言えない感じでしたが。
私はわかるけど、いきなりさだまさしさんのことを延々と語られたら、女性はどう思うのでしょう。
高村と語り合って泣いたという「オヤジの1番長い日」って曲知っている大学生はいるのか?
私も全部聞いた事はないぞ。10分以上あるから。もちろん知ってるけど。
ま、それはおいといて。
凡ちゃんは絶対彼の事が好きなんだろうなって、すぐ分かったよ。
助けてくれるのも、協力してくれるのも、凡ちゃんなんだろうなって^^
「鹿男あをによし」もそうですが、最後がとっても可愛いです。好きだなぁ。
あ〜やっと続編が読めます。早速予約しました。
…ただ、「ホルモー」についてはイマイチよくわからなかったのだが…^^;
そして、ドラマ化されるんでしょ?どうやるんでしょう・・・。

※訂正とお詫び
すみません、先ほど調べた結果ドラマ化ではなく「映画化」でした^^;
今度からはちゃんと調べてから書き込みします。失礼致しました。


〈産業編集センター 2006.4〉H20.5.10読了