工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

水柿君33歳。のちにミステリィ作家となるが、いまはN大学工学部の助教授である。専門は建築学科の建築材料。
しばしば独身と間違われるが、須摩子さんというミステリィ好きの、2つ年下の奥さんがいる。
水柿君は、いつしか自分の身の回りで起こるなにげない細やかな不思議を、須摩子さんに披露するようになっていた。
水柿君の周囲には、ほのぼのミステリィがいっぱい。
今日もまた、あれが消え、これが不思議、そいつは変だ、誰かなんとかしろ!と謎は謎を呼んで…。

ずっと積読していた作品です。
何と言いますか・・・。
小説というかなんというか…不思議な作品でしたね〜。
水柿君ののほほんとした性格は好きですが。
奥さんともデコボココンビのようで息が合っているようにも見えましたし。
なんともインテリな作品だと言う印象ですかね^^;

〈幻冬舎 2003.2〉H20.3.28読了