桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。

作家・桜庭一樹は稀代の読書魔である。
ほんとうに毎日本を読むのである。
日々、読書にまつわるすごいことを発見し、傑作の前を歌って通りすぎ、新宿と鳥取を行き来しながら小説の執筆にいそしむのだ。
縦横無尽に読んで過ごした、疾風怒濤の一年間。

桜庭さんのエッセイです。
桜庭さんは直木賞を受賞された時に初めてお顔を拝見しましたが、面白い方だったんですね・・・。
とても面白く読みました。
まず最初に伊坂さんの「砂漠」が出てきたのは嬉しかったです。
桜庭さんが本当に本がお好きなんだって言う事もわかりました。
私も1冊1冊を感動して読みたいな。
最近読むのが当たり前でただ読んでるって言う感じになりつつあるから。
「面白い〜!!」って思えるように隅から隅まで読んでいこう。
読んでいて面白かったのは「赤朽葉家の伝説」を書いた時ちょうど「華麗なる一族」がドラマ化されてビックリしたって書いてあったのね。
私も「華麗なる一族」を連想させた事があったので、本人もそう思ってたんだ〜と思い、嬉しくなりました。

〈東京創元社 2007.7〉H20.2.23読了