
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。
初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?
そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!
注目の気鋭が放つ清冽な傑作。
第25回吉川英治文学新人賞受賞作。
今更ながら読みました。
3年位前にすでに持っていたのですが、もったいなくて読めずにいました。
映画化もされ、いつの間にか終わっているし^^;
現在と、2年前が交差する物語。
それが、最後にひとつになるんです。
2年前に入るたびにドキドキしましたね。いつかペット殺しが来るだろうと思うと怖かったです。
冒頭で「一緒に本屋を襲わないか」から始まるんですから、どういうストーリーになるんだろうと思いますよね^^;
次第に全てのなぞが明らかになっていき、切なくなりました。
こういうラストだったんですね…。
全然想像がつかなかった。
面白かったです。さすが伊坂さん。
そしてカナリ大きなリンクが!
あの、響野の奥さんが伯母なんて!
祥子なら、椎名の不思議な出来事をちゃんと聞いてくれると私も思う。
そして、あの他のメンバーも一緒に聞いてくれると思う。
そして、響野は演説を始めると思います。
お蕎麦屋さんも出てきましたね。違う作品で出てくることは分かってるんですが、どの作品だったかな…^^;
映画も観てみたいと思います。
V6の三宅君も、雑誌でオススメしていたし^^フフフ。
〈東京創元社 2003.11〉H20.1.6読了
未読だったのですね〜。しかも3年もの!うーん。もったいない!(もったいないの考え方がぎゃくですね)
「響野の奥さんが伯母」えーと、えーと。あ!思い出した!クリア。
「お蕎麦屋さん」・・・うーん。うーん。これはムリ。誰だっけ!?