
「あたくし、象を見ると耳鳴りがするんです」退職判事関根多佳雄が博物館の帰りに立ち寄った喫茶店。
カウンターで見知らぬ上品な老婦人が語り始めたのは、少女時代に英国で遭遇した、象による奇怪な殺人事件だった。
だが婦人が去ったのち、多佳雄はその昔話の嘘を看破した。
蝶ネクタイの店主が呟く彼女の真実。
そしてこのささやかな挿話には、さらに意外な結末が待ち受けていた…。(表題作)ねじれた記憶、謎の中の謎、目眩く仕掛け、そして意表を衝く論理!
ミステリ界注目の才能が紡ぎだした傑作本格推理コレクション。
はい〜、こちらも過去記事です。
結構前に読んだんですけどね^^;4年くらい前でしょうか。
関根ファミリー登場ですよね!
お父さんとお兄さんとお姉さん。
秋も出てくれると思ってたのにぃ><残念。
あとはお母さんが出てませんでしたね。
冬のつく兄弟はいらっしゃらないのでしょうか。すっごく気になっているんですよね^^;
短編集ですが、どの作品も濃いですよ〜。
なんせ登場人物が濃いですから^^;
しばらくこのファミリーに会っていないですね。
常野の方々同様、恩田さんには書いていただきたい人々です。
〈祥伝社 1999.11〉
ホント、濃い内容でした(*^▽^*)
恩田さんの作品にはかなり個性の強い人が
出てきますよね。どの人物もすごく魅力的です♪
コメントとTBありがとうございました。