
大阪でOLをしている有麻は6日間の休暇をとって東京へやってきた。
かつて会社の同僚で、今は女優をしている李花や、高校時代のしょうちゃんと会い、再会を楽しんでいた。
有麻には、別に気になっている人がいた。
高校時代から会っていなかった男の子に、ずっと会いたいと思っていた。
柴崎さん3冊目です。
何だかすいすい読めてしまいますね。
上手く言葉では表せられないんですけど、好きなんです。
文章から来る雰囲気がとっても好きなんですよね。
出てくる人は結構特殊な人が多いと思う。
でも、人はこういう一面を持っているのかもなと思って、入り込んじゃう。
それば柴崎さんの魅力かな。
有麻が高校時代からずっと気になっていることを、鳴海くんに告げるシーンが好きだな〜。
何だかとってもかわいらしいなぁと思った。
柴崎さんの作品は、ずっと読んで行くと思います。
〈河出書房新社 2007.1〉H19.2.20読了
出てくる人たちは特殊ですよね。
今回、一番驚いたのはやっぱり凪子でしょうかね。
物語の空気も素敵だし、出てくる人たちが喋る大阪弁もいいなって思います。