ジョゼと虎と魚たち

大学生の恒夫はアルバイト先の麻雀屋である噂を耳にする。
それは、近所に出没するひとりの老婆のこと。彼女はいつも乳母車を押しているが、その中身を知る者は誰もいないというのだ。
そんなある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる例の乳母車と遭遇する。
そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。
脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。
これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。
制作年度 2003
制作国 日本
監督  犬童一心
出演者 妻夫木聡 、池脇千鶴
脚本  渡辺あや
原作  田辺聖子
撮影  蔦井孝洋
音楽  くるり
時間  116分+特典映像

実は結構前に観てたのですが、アップし損ねてました^^;
原作は読んでいないのですが、ずっと観たいなぁと思っていた作品で。
雰囲気がとても好きですね〜。
池脇さん、好きなんです^^私。
でも、昔は年下だと思ってたんです^^;
最初に知ったのが、私が中3のときで、中3の役を演じられていたんです。
私は相手役の人目当てだったんですけど^^;
私、年下っぽいのに、演技上手いなぁって思ったんですよ〜
そしたら3つも年上だったのです。失礼な事を言ってすみませんでした^^;
この作品はストーリーも好みでしたし、ラストも嫌いじゃないです。
気になったのは、福祉の道を志していた香苗。
恒夫に振られて、全然違う職についていたけど、その理由が、彼氏を足の動かない身障者にとられたから、もう何だかどうでも良くなったからだって言ってた。
でもそのほかに、福祉を志しているにもかかわらず、そういう差別する心を持ってしまったから、そんな心を持ってしまった自分は、もう福祉職には就けないと思った。
っていう思いを持っててほしいなぁって、私は感じたんですよね。
そこだけ気になりました。
恒夫とジョゼの旅行のシーンが好きです。
なんだか2人のぎこちないやりとりが好きです。
ジョゼのわがままも可愛いし^^
服が奇抜なんですけど、それも可愛い。似合ってるんだよね。
にしても、あのラブシーンはびっくりでしたよ。
え、え、まさか。え〜きゃ〜!
って感想^^;
素敵でしたわ・・・。
ラストが切なかったですけどね。
映画を観終わった後、無性に日本食が食べたくなりました^^