螺旋階段のアリス 文春文庫

オススメ!
大企業のサラリーマンから憧れの私立探偵へ転身を果たした仁木順一。
しかし、依頼者はこず、事務所で暇を持て余していた。
そんな仁木の前に現れた美少女・安梨沙。
亡き夫が自宅に隠した貸金庫の鍵を探す主婦、自分が浮気をしていないという調査を依頼する妻。
人々の心模様を「不思議の国のアリス」のキャラクターに託していく七つの物語。

大学で「虹の家のアリス」を頼んで、来週あたり読めそうなので、先のシリーズを読みました。
日常ミステリだね。加納さんお得意の^^
面白かったです〜!!さすが!!
探偵の仁木は、最初は「名探偵コナン」にでてくる小五郎のおっちゃん並みに頼りないなぁと思っていたんだけど、段々探偵っぽくなっていったね^^
「冬のオペラ」の巫さん・・・まではいかないけど・・・。
探偵っぽくなっていた。
次の作品も気になります。
突然やってきて、強制的に助手になった安梨沙だけど、とってもいいコンビだと思います。
仁木の奥さんもとっても素敵。
やっぱり加納さんの作品は好きだな〜

〈文芸春秋 2000.11〉H18.10.4読了