嫌われ松子の一生 (上)
嫌われ松子の一生 (下)
大学生の川尻笙は、夏休み、突然父が現れて30年以上前に失踪した父の姉、松子の存在を知らされる。
最近何者かに殺されて亡くなった為、部屋を後始末してほしいという。
笙は、興味本位で松子の生涯について調べ始める。
調べていくうちに、松子はすさまじい人生を送っていた事を知る。
かわいそう。切ない。ひどい!
っていうのが、最初の感想^^;読了後がなんとも言えない思いにかられます。
ここまで凄まじい人生も珍しいのではないだろうか。
容姿も悪くなくて、真面目で頑張り屋で純粋で。
誰にでも好かれるような存在だったと思うんだよね。
運が悪いというか、選択を良く間違えているというか・・・。う〜ん。
殺人、覚せい剤とか、人として最低だと思って、ただひどい人だったんだって思うかもしれない。
実際に笙の父親はそう思っていたと思う。
だけど、簡単に悪い人。と、松子は言えないんだよね。
いつも一生懸命生きて、一生懸命人を愛して尽くしていた。
なのに、どうしてか報われないんだよね。
でも、松子が残した財産もある。
松子のことを大事に思って、好きでいる人も必要としている人もいる。
愛される人なんだよね。。。
・・・あああ〜もう。かわいそうだよ〜><
〈幻冬舎 2003.2〉H18.7.27読了
嫌われ松子の一生 (下)
大学生の川尻笙は、夏休み、突然父が現れて30年以上前に失踪した父の姉、松子の存在を知らされる。
最近何者かに殺されて亡くなった為、部屋を後始末してほしいという。
笙は、興味本位で松子の生涯について調べ始める。
調べていくうちに、松子はすさまじい人生を送っていた事を知る。
かわいそう。切ない。ひどい!
っていうのが、最初の感想^^;読了後がなんとも言えない思いにかられます。
ここまで凄まじい人生も珍しいのではないだろうか。
容姿も悪くなくて、真面目で頑張り屋で純粋で。
誰にでも好かれるような存在だったと思うんだよね。
運が悪いというか、選択を良く間違えているというか・・・。う〜ん。
殺人、覚せい剤とか、人として最低だと思って、ただひどい人だったんだって思うかもしれない。
実際に笙の父親はそう思っていたと思う。
だけど、簡単に悪い人。と、松子は言えないんだよね。
いつも一生懸命生きて、一生懸命人を愛して尽くしていた。
なのに、どうしてか報われないんだよね。
でも、松子が残した財産もある。
松子のことを大事に思って、好きでいる人も必要としている人もいる。
愛される人なんだよね。。。
・・・あああ〜もう。かわいそうだよ〜><
〈幻冬舎 2003.2〉H18.7.27読了
この本可哀想だけど、読み応え十分でした。
苗坊さんが言うように、選択が「何で・・・」と思うような浅はかさはありましたが、松子は決して悪い女ではなかったですよね。
「嫌われ松子」というより「不運な松子」って感じですかね。