ライオンハートオススメ!
1978年のロンドン。ロンドン大学法学部名誉教授のエドワード・ネイサンが行方不明となった。
同僚がエドワードの家へ訪れると、奇妙な事にどの部屋も人が住んでいないかのようにきちんとされていた。
唯一人の気配が感じられる気配のあった部屋が、エドワードの書斎。
そこには1枚の白いレースのハンカチーフがあり、片隅に「from E to E.with Love」と書かれていた。
ハンカチーフの隣にある便箋には、一角獣が書かれてあり、一行だけ「LIONHEART」書き付けられていた。
1932年、エドワードはエリザベスという10歳の少女に会っていた。エドワードは20歳。
2人は、この時初めて会ったわけではなかった。
いつから始まったのかは分からない。
時空を越えて、エドワードとエリザベスは離れた瞬間から、次に会う瞬間を待ち続けている。
恩田さん初の恋愛小説・・・らしいです。
とてもすきです。この作品。
恩田さんは、本当にどんなジャンルでも手掛けるんだから、素晴らしいですよね。
決して結ばれる事はない。
でも、お互いに会いたいと願っている。
「エアハート嬢の到着」「春」「イヴァンチッツェの思い出」「天球のハーモニー」「記憶」の5つの話から成り立ってます。
時代がいきなり飛んでしまうので、ちゃんと理解するのに時間がかかりました。
でも、これは大人の究極のラブストーリーだと思います。
文庫本では、タイトルになっている題の絵を見ることが出来ます。
〈新潮社 2000.12〉H13.8.15読了

「夜のピクニック」に続いて、恩田作品を読んでみました。時系列が複雑なのと、出てくる名前が外国名だったせいか、そして電車の中で少しづつ読んだせいか、頭が混乱しちゃいました;; 運命の相手とか美男美女とか、ロマンチックすぎて、既婚者のわたしはどうも感情移入しづらかったです。TBさせてください。 

恩田さんの作品には珍しく、恋愛小説ですよね〜
でも、ありきたりな感じではなく、そこにはやっぱり恩田陸風の味付けがされていて、とっても面白かったです。
装丁もシンプルなんだけれど、とっても素敵だと思います。