凍りのくじら
オススメ!
藤子・F・不二雄をこよなく愛する有名カメラマンであった父、芹沢光が失踪してから5年の月日が流れた。
母はガンに冒され、余命2年と宣告されており、もうすぐその期限が来る。
娘、理帆子はその家庭を必死で支えてきた。
子どものころから本を多く読んでいた事や、家庭の事情からか、理帆は誰と一緒にいる時でも身をおくことができず、冷めていた。
誰とでも溶け込む事ができるが、本当に気を許せる人がいない。
本当の顔を見せずに過ごしていたところに、現れた別所あきらという少年。
彼は他の人とは何処か違う。
彼の言葉に少しずつ癒されていく理帆子。
しかし、前の彼氏の存在によって、事態は変化していく。
辻村さん初読です。
すっっっっっごく面白かった。びっくりした。
良いよ。辻村さんの作品をもっと読みたい。
理帆子はとっても頭が良くて、家庭に事情を抱えている。
そのせいか、鳥瞰型で自分の居場所がどこにもない。
理帆子の考え方には着いていけなかった。なんて、ひねくれてるんだろうと思ったんだよね^^;
それには理由があったんだけど。
にしても、若尾は何なんだ〜!!
人に頼って、他人に厳しく自分には甘い。
誰かが助けてくれる。何とかなる。
自分は頭が良い。周りがバカなんだ。
お前がバカだ〜〜〜!!!って叫びたくなりました^^;
何というか・・・。
こういう若尾のような人って、たくさんいるように思うなぁ。
理帆子の過去のエピソードも、うんうんって頷ける感じだったなぁ。
そして、ドラえもん。
著者さんは詳しいねぇ。凄く調べたんだね。
私も結構詳しい方だと思うので、読んでいて楽しかったです^^
でも、年をとってもドラえもんが好きなのはいいことだと思うんだけどな。違う?
ドラえもんって、ただ面白いんじゃなくって、ストーリーも道具の真意もそんな意味があるんだなぁって、びっくりした。
これからは、ドラえもんを見る目が変わるかも^m^
ラストがよかった。ほんと、よかったよ。
〈講談社 2005.11〉H18.3.5読了
オススメ!
藤子・F・不二雄をこよなく愛する有名カメラマンであった父、芹沢光が失踪してから5年の月日が流れた。
母はガンに冒され、余命2年と宣告されており、もうすぐその期限が来る。
娘、理帆子はその家庭を必死で支えてきた。
子どものころから本を多く読んでいた事や、家庭の事情からか、理帆は誰と一緒にいる時でも身をおくことができず、冷めていた。
誰とでも溶け込む事ができるが、本当に気を許せる人がいない。
本当の顔を見せずに過ごしていたところに、現れた別所あきらという少年。
彼は他の人とは何処か違う。
彼の言葉に少しずつ癒されていく理帆子。
しかし、前の彼氏の存在によって、事態は変化していく。
辻村さん初読です。
すっっっっっごく面白かった。びっくりした。
良いよ。辻村さんの作品をもっと読みたい。
理帆子はとっても頭が良くて、家庭に事情を抱えている。
そのせいか、鳥瞰型で自分の居場所がどこにもない。
理帆子の考え方には着いていけなかった。なんて、ひねくれてるんだろうと思ったんだよね^^;
それには理由があったんだけど。
にしても、若尾は何なんだ〜!!
人に頼って、他人に厳しく自分には甘い。
誰かが助けてくれる。何とかなる。
自分は頭が良い。周りがバカなんだ。
お前がバカだ〜〜〜!!!って叫びたくなりました^^;
何というか・・・。
こういう若尾のような人って、たくさんいるように思うなぁ。
理帆子の過去のエピソードも、うんうんって頷ける感じだったなぁ。
そして、ドラえもん。
著者さんは詳しいねぇ。凄く調べたんだね。
私も結構詳しい方だと思うので、読んでいて楽しかったです^^
でも、年をとってもドラえもんが好きなのはいいことだと思うんだけどな。違う?
ドラえもんって、ただ面白いんじゃなくって、ストーリーも道具の真意もそんな意味があるんだなぁって、びっくりした。
これからは、ドラえもんを見る目が変わるかも^m^
ラストがよかった。ほんと、よかったよ。
〈講談社 2005.11〉H18.3.5読了
ぜんぜん知らない作家さんなのですが、なんだか読みたくなってきました。
>すっっっっっごく面白かった。びっくりした。
と、この部分を読んだだけでもう。
たまりません〜
本屋に走りたくなっちゃうなぁ。
読みたい本が、金城一紀さんをはじめとして次々発見できて嬉しい悲鳴です!